香港・深圳旅行 まとめ

最終日はのんびりチェックアウトをして、バスで空港に向かっただけ。最後にまとめ。

概要

概要:第7回ニコ技深圳観察会に参加した経緯、概要

初日:香港の宿、街並み、攻殻機動隊

二日目:深圳の宿、白石洲のクラフトビール

三日目:DJI、動物園、電気街、クラフトビールTAPS

四日目:Trouble Maker at HQBHAXJenesis

五日目:TecnostampDobotMakeblockChaihuo Maker Spaceとオリーブ少女御用達の店

六日目:Ash Cloudseeedとxfactoryinsta360TencentとVR倶楽部

七日目:本屋、電気街、香港へ

八日目Maker Faire 香港、常陸野ネスト、おもちゃ展、フェリー

使ったお金

航空券(往復税込み)2.1万円

宿代 4.5万円(深圳5泊+香港3泊)

小米之家  1.5万円

その他 いろいろ

香港・深圳旅行 八日目

今回、香港発着にしたのは、深圳の帰りにメイカーフェアに行こうと思ったから。

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特に理由はよくわからないけど、こういう雰囲気が好きなんだろうな。

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Makeblockがかなり積極的に出展していた。

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 ドローンレース会場もあった。

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こんなふうに障害物を置くのかと参考になる。

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 その後、常陸野ネストビールの醸造所へ行った。シンガポールからなら茨城県に行くよりも香港の方がアクセスしやすい。

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管理メニューは日本語だった。

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一階だけでやっているのかと思ったら、別の階にもっと大きな施設があった。

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別に見学することが直接何かの役に立ったりすることはなかなかないけど、作る現場を見るのはいつだって楽しい。

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ラベリングも見ていて楽しい。

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見学した後、6種類のビールを試飲できる。いつものことながら一気にたくさん飲むとどれがどれだかよくわからなくなる。

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おもちゃ展を見に行こうとしたら、ストームトルーパーに制圧されていた。

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様々なおもちゃが年代別ジャンル別に丁寧に展示してあって興味深かった。

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よくもまあこんなに集めたものだと思う。

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九龍からフェリーで香港島に向かった。

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Airpods山寨を入手したとの報告を受け、飲茶の店で興奮する人々。でかい。

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帰りのフェリーから見た夜景は、これで走るおっさん広告が3Dプロジェクションされていれば完全にGhost in the shellの世界だった。

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そんなわけで、深圳から香港に移動しても相変わらず盛りだくさんの一日だった。

香港・深圳旅行 七日目

四日目から六日目はニコ技深圳観察会で既に書いたので、七日目から書こう。VRを体験した後に行ったのは本屋。とにかく巨大だった。

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床面積がこんなに巨大な本屋は見たことがない。

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家電修理本がたくさんあったのがとても印象的だった。こんなに細分化されているものを出版しても大丈夫なくらい部数が出るということなんだろうな。そして中身を理解して修理できる人間の層がそれだけ厚いことは驚異的ですらある。

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ミサイル技術の中英辞典って、用途が限定的すぎて、ついつい察してしまう。

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タオバオに出品するときの写真の撮り方から丁寧に解説。

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本屋の外にVRコーナーがあった。

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お客さんは入ってない。

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モバイルバッテリのレンタルサービスがあった。デポジット払って借りて、スマホを充電して、別のところで返すことができる。

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ちなみに本屋では日本の創作文化の影響が大いに感じられた。

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 別の面でも日本を意識しているようである。

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 本屋のそばに図書館があって、自動貸出機がなかなか斬新だった。

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 電気街のきれいなショッピングモールにも行った。

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 こんな紙のメニューもあるが、テーブル上のQRコードをスキャンしたらスマホ上にメニューがでてきて、その場でスマホ上で選択・支払いができたりする。

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 再び電気街を散策。いろんな検定物のシールがこんな風にあるとありがたみがない。ちなみにこのシールが偽物のためのものだとすると話は単純なのだが、実際はちゃんと検定を通したものもこのシールを貼って出荷するのである。このへんは公板・公模にも通じる話で、何が本物で何が偽物かはそう単純に割り切れるものではなかったりする。

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 富士通のVRの広告があった。

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自分がaliexpressで発注したものは、このへんのDHLなどを通じて送られてくるんだと思うと、感慨深いものがある。

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宿に戻ろうとしたらシェア自転車ofoのチェックをしている人がいた。人海戦術の香りがする。

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 路上で将棋っぽいものをする人もいて、相変わらずフリーダムな空間である。

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 そして香港の狭い宿に戻ってきた。

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香港は香港で見どころがないわけじゃないなあと改めて思った。深圳のインパクトが強すぎるだけで、香港には香港の良さがある。

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香港・深圳旅行 三日目

深圳に来たならDJIの旗艦店に行きたいと思っていた。

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9号線の地下鉄で深圳湾公園にその店はある。なかなか賑わっている人工の湖のほとりにあった。

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こういう並びってちょっと近未来チックで良い。一斉に攻撃してきそうなところが特に。

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一応飛ばすコーナーもある。ある程度の大きさのドローンであれば、等間隔に並んだ垂直な紐で安全を確保できるわけか。

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 清明の休日で休みの店が多かったが開いている店が見つかった。

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電気街に行こうかと思ったが、まだ行ったことないところに行こうとなんとなく思い立って、動物園に来た。地下鉄7号線の終点、西麗湖駅から歩いていける。

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普通に家族連れで賑わっていた。自分が中国に行ったことがなくて偏見でしか物事を見られないときであればおぞましいものを想像していただろうが、客層は東京やシンガポールと大差なく、みんな礼儀正しく普通に楽しんでいた。

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一番インパクトあったのはこれ。

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その後向かったのは電気街。ドローンコーナーがあったが、品揃えは全然物足りないので、買う人はオンラインで買うのだろうと感じた。

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こういう情報誌みたいなのがある。

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パチモンくさい全天球カメラやFidget cubeもどきもある。

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Fidget cubeもどきが進化して、Fidget dodecahedron(と呼べばいいのかな、ともかく正12面体)になっていた。こういう変貌を遂げるのが面白い。

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加速世界深圳と言い出したのは、SEGでこれを見たのがきっかけ。アクセルワールドのニューロリンカーに見えたし、アクセルワールドの中国語版は加速世界という名前で売り出しているみたいなので、深圳のスピード感と加速世界という言葉が重なった。実際のところ、外から加速している世界を観測する構図としては、どちらかというとSAOのアリシゼーション編の方がイメージに近い。

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ちなみにこれはペルチェ素子で首を冷やしたり温めたりすることにより体感温度を調節する機械で、首に巻くと金属でひんやりした。

华强北はレジャーランドとして面白いけれども、コンシューマ向けのものを買うならオンラインで買ったり、正規店で買うほうが良い。小米之店という小米の正規店っぽいものが電気街に複数あるが全部偽物で、本物は一駅離れた科学館駅近くのイオンが入っているショッピングモールにある。

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安くて楽しいIoT家電がたくさん売っているのでたくさん買ってしまった。西側世界のクレジットカードは受け付けていないので、現金やalipay、wechat paymentなどを用意する必要がある。そして、ニコ技深圳観察会の前夜祭に行った。

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それからまたクラフトビールを飲みに行った。

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深圳で最も大きなクラフトビール醸造所だそうで、大量に作っている。

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たくさんタップがあるのも嬉しい。

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タンクが2種類ある。炭酸ガスだけでなく、窒素ガスも使っているのだろうか。

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時々当たり外れもあるけれども、様々な種類を楽しめるこういうセットはとてもありがたい。

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そんなわけで、白石洲のクラフトビールとは違った良さがここにはあった。

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香港・深圳旅行 二日目

二日目、宿の裏の乳製品を扱ってるようなお店が気になったが、行列が凄まじかったので断念。そんな行列に並ぶような根気はない。

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もう香港いいかなと思ったので、電車を乗り継いで深圳へ移動。いまいちよくわからなかったので、スタンダードっぽい羅湖のイミグレへ。香港ってなにげに広いなー、インフラは整ってるけど北の方はとても田舎だなー、ちょっとかったるいなー、次は前みたいに深圳に直接の方が楽でいいなーなんてことを思ってたら深圳到着。羅湖は初めてだったが、こんなに栄えているとは全然知らなかった。国境を超えたらこんなに違うとは。そして地下鉄で华强北に来てみたら、なんか綺麗で驚いた。これが噂のシェアサイクルか。

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2年前に来たときは工事の真っ最中で埃っぽかったのに、いまはすごくきれいになっていて、地下鉄まで通っている。深圳スピードというものを最初に実感したのはここかもしれない。たった2年でこんなに景色が変わるとは。

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駅前の宿にチェックインしたら香港とのギャップを再確認。宿代大して変わらないし、利便性もそんなに変わらないのに、この差はなんなんだと。

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この電気街に来ると不思議と帰ってきた感がする。

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おしゃれカフェで昼食を食べ、事前に調べていたVRカフェに向かった。

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このときは潰れているのか休みなのか区別がつかなかった。後日最終的に遊べたからよいこととする。それではクラフトビールを飲みに行こうということで、目指すは白石洲。

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こんなディープなエリアが深圳にあったとは。ひと目で気に入ってしまった。

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深圳ってピカピカで郊外まで行かないと生活感がない印象だったけど、そんなに離れずともこんなにディープな場所があったんだな。

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10元以下でご飯食べるところが成都にはたくさんあったけど、深圳にもあったんだな。この店美味しそう。

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なんかよくわからないけど、この辺を歩いているときは楽しくて仕方なかった。ようやく旅行に来た感じがするみたいな。

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Didiの運転手がわかりやすいところと歩いていたら小学校の前にたどりついた。小学生と思しき数名がBluegogoというシェア自転車で走り回っていて、これは所有の概念に対する認識を改める必要があるなと心底思った。だってこれからそれが当たり前なネイティブが続々とでてくるんだから。

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Didiも道がカオスな感じで面白かった。みんな好き勝手に進もうとしてスタックして楽しい。そしてたどり着いたPEKO Brewing

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自分はお酒が好きというよりも、何かを作っている場所でその周辺の雰囲気を全部ひっくるめて楽しむのが好きなんだと思う。なんでも取り寄せて家で楽しむのはなんか違うわけだ。

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いかにもこだわり強そうな店主が作ったものをその場で食べたり飲んだりすれば、それが不味いわけがない。こういうタンクは見てるだけで楽しい気分になる。

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ダブリンで飲んだギネスみたいに泡が滑らかに動くスタウトビール。

大したことしてないけど、すごく満足度が高かった。

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ちなみに隣もクラフトビールの店。

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ゾンビというネーミングが気になって注文したが、それはここで作ってるビールじゃないと後から知る。また来ればいいか。

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これはこれで美味しかったのでいいこととする。他の店のビールが安すぎるのでそこそこ高く見えるけど、非常にクオリティの高いビールが飲めて満足。

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その後、謎のおしゃれレストランに移動。蛇口方面だけど、場所は把握していない。Maker Faire西安に関する密談が行われていた。

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その後、更にディープな店で、超胡散臭いガイジンさんが話しかけてきて色々やばかった。

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ちなみにクラフトビールの店はここで見つけた。聞くところによるとここで取り上げられているCraft Head Nano Tap Houseは消えたらしい。Tapsに行くのはまた別のお話。

今回の深圳滞在で泊まったホテルは深圳财富酒店(Fortune Hotel)。booking.com経由で予約して泊まったのだが、今は対応してないらしい。深圳ならもっと安いところはたくさんあるけれども、7000-8000円くらいで便利で快適なホテルということで全然悪くなかった。

香港・深圳旅行 初日

今回はニコ技深圳観察会と香港メイカーフェアに行くつもりだったので、香港から入って深圳に行き、帰りも香港経由で帰ることにした。香港に行くのは10年ぶりのようだ。ブログを10年以上書いていると、10年前の記録もすぐに出てくる。

はっきり言って全然覚えてない。

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最初重慶大厦にしようかと思ったが、火事で逃げ切れなくて死ぬとか嫌なので、一駅離れたJordan駅そばの宿にした。

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英語通じなくても漢字読めれば雲呑麺くらいは注文できる。

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なんかいかにも香港っぽい雰囲気。

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なんかよくわかんないけど、漢字ってかっこいいなと思い始めてきた。こういう感覚もガイジン化の一種かもしれない。

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このタイミングの香港といえば攻殻機動隊

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ショッピングモールの映画館で見てきた。なかなか混んでいた。

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キャラクターとか設定とか完全に別物なのでそっちを期待してはいけないけど、近未来アジアみたいな雰囲気は申し分なく全開なのでそういう楽しみ方はできる。ロケ地に近い場所を夜に歩くと雰囲気がとても出てくる。

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そんな感じでなんということもなく初日はまったりと終了。

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ちなみに泊まった宿はここ。カード使えず現金のみ。駅からすぐ近くなのでとても便利。雑居ビルの上の方だけどまあまあ快適。狭い。同じだけお金を出せば、深圳でけっこういいところに泊まれる。

第7回ニコ技深圳観察会(TencentとVR倶楽部)

今回のニコ技深圳観察会の最終目的地は、Tencent(テンセント)という今や株式時価総額で世界第10位(アジア1位)の会社である。

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ゲーム売上高世界一の会社ではあるが、中国のインフラとなったQQやwechatもやっているし、他にも様々な分野を扱っているので、もはやゲーム会社ではなくコングロマリットという認識の方が良さそうだ。

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中での撮影はご遠慮くださいとのことだったので、写真はここまで。今回はクレス・バオさんというテンセントVRのbussiness development担当者に、テンセントのことや中国のVR事情について説明していただいた。 

それからGOROmanさんによる日本のVR開発者に関するプレゼンを聞くことができた。insta360では英語だったが、バオさんは英語よりも日本語の方が得意というくらい日本語が堪能だったのでこちらは日本語で。

ここでのやりとりの結果、バオさんに日本のVRを見てもらおう、トークイベントで話してもらおう、ということがこの場で深圳スピードで決まって先日のイベントが実現した。

テンセントの話を聞いていて、とにかく桁違いのスケールに圧倒された。そんなテンセントが、動き出してVRの世界に本腰を入れていくというのだから期待は高まるばかり。しかも、とても地に足がついている。最初の主戦場は簡易的なローエンドVRながら割と良いものができていて、その後はハイエンドに行くとのこと。

テンセントがVRのプラットフォームとしてやっていくときにやはり目玉となる高品質なコンテンツが大事という話の流れになって、GOROmanさんが日本のVR開発者、コンテンツホルダー紹介しますよと言って、なんか歴史が動いた感があった。

GOROmanさんのプレゼンは、オンラインで見たことはあったけど、その現場で聞いたほうが断然面白い。今回のプレゼンで言えば、その前後で直接話しているし、twitterも見ているし、紹介するVRコンテンツは大体やったことがあったので、ある程度背景はわかっていてもぼんやりした理解だったものが一気にクリアになる爽快感があった。

その後、売店で何故かみんな爆買い。なんかうまく説明できないけど、そんな気分になるんだと思う。テンセント本社という観光地に来たんだから、記念にというものあるし、ありがとう的な気持ちもあるし、お祭り感覚なところもある。

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その後、各々宿に帰ろうとしたらHTC VIVEのVR俱乐部(倶楽部)が開いていた。(体験可能な時間は過ぎていたが)

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この施設は半年前に複数のニュースサイトで取り上げられたのを見て以来気になっていた。

自動翻訳しながら中国語で検索しても結局公式サイトは見つからなかったが、住所を含んだ中国語記事はなんとか見つかった。

開店当時の記事しかないので正直まだ生きてるかわからず、ツアーが始まる前に高須さんと2人で住所にある場所に行ってみたのだが、祝日で閉まっているのか潰れているのか区別不能な状態だったので、このテンセントからの帰り道にまだ生きていることが確認できてよかった。

次の日もやってるとのことなので、翌朝高須さんとGOROmanさんと3人でそこへ向かった。

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実に閑散としたカフェだった。

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アイアンマンはけっこう目立ってた。

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こういう椅子が揺れる系はよくある感じ。

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で、これ見たことない、なんだろう!!ってことで試してみた。 

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料金は、飲み物+10元の体験券みたいになっていた。

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3人のVR体験動画はプレゼン動画まとめのページに上がってる。

ちなみにGOROmanさんがこれを使っている様子は、twitterで配信されていた。配信のカメラマンを担当していたのだが、どんどんviewerが増えてコメントが来てVRコンテンツは別として楽しかった。香港SIMを使ってローミングでガンガンリアルタイム配信していて、通信料が大変なことになっていたそうだが、これはこれで面白い時代になったもんだと思った。

こういうアーケードっぽいVRはBirdlyくらいしかやったことないのでうまく比較できないけど、前に体重をかけて前傾姿勢になって進めるのはなかなか楽しい。土台の部分が傾いたり上がってくると、まあ臨場感ある。どちらもけっこう頑丈にできていた。自分がやったコンテンツは、ファンタジーで魔女を倒しにいく感じだったけど、最後の崖で落ちてしまってクリアできず。悪くはないけど、普段家で遊んでるOculus Riftのコンテンツと比べると正直いまひとつなのは否定できない。日本のVRコンテンツがこういうところに導入されたら、圧倒的に良くなると思った。

でもそもそも客は全然入ってなくて、一応アテンドする人が来て人件費も発生するので、全然儲かってなさそう。正直いつ潰れてもおかしくない店なので、今回来て遊ぶことができてよかった。

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長々と書いてきた第7回ニコ技深圳観察会の感想はここまで。スケジュールや他の人の感想、twitterまとめ、写真などはこちらのページにまとまっている。

あとは深圳の動物園とクラフトビール事情を書く予定。