好きなフェーズはどこか

今日は午後1時から5時過ぎまで
マイクロソフトのイベントに参加しました。
個人的に一番の目的は登大遊氏を見ることです。
ソフトイーサというファイアウォールを無力化する
相当画期的なソフトを開発した大学二年生で
ソフトイーサ株式会社代表取締役です。
(この説明だけだと誤解される恐れがありますが)


このイベントでビジネスプラン+プログラム
みたいなコンテストがあって、その審査員として
来ていました。コメントがかなり的確です。
こういう機能を追加したらもっとよくなると思います
みたいなアイディアがどんどん出てて、本当に
この人大学生なのかって疑いました。
小学2年くらいからプログラムを書いているつわもの
ですから、いろいろと違うのだと思います。


イベント終了後に質問できる場があったので
登氏に聞いてみました。
「プログラミングのどのフェーズに喜びを感じますか?」
そばにいたマイクロソフトの社員は
自分のイメージしたものが実現した時といってましたが
登氏は
「ソフトができた後で何千人、何万人のCPUの上で
自分のソフトが動いているんだと想像する時です」
といってました。きっと想像してほくそえむんでしょうね
その気持ち非常にわかります。世の中にインパクトを
与えるというのはそういうことなのでしょう。

という日記を2005年3月30日に書いた。
世界を変える人というのは、こういう人なんだろう。
visionがあって、喜びを感じながら行動できる人。
やり方はいろいろあるだろうけど、自分はこういう人を尊敬する。
「何が好きか」というのも大事だけど、具体的にどの部分が好きか
という視点でも物事を考えてみると、面白いかもしれない。