朝6時半から宝光院の神楽を見に行った。とても厳かなものを想像していたが、地域の人がけっこう参加しているようなとてもカジュアルなイベントだった。この地域に住んでいる人であれば、割と当たり前に次の神楽やるかみたいな話をしているのかなと想像した。けっこう子供も参加していた。非常に楽しめたが、シンガポールに慣れた身体には、早朝の寒さが厳しかった。
宿に戻って朝食を済まし、中社、奥社まで向かうことにした。ずっと歩いて行っても良かったが、この日は長野に戻って上田まで行くので大人しく途中までバスを使うことにした。
奥社に行くには最寄りのバス停から2kmくらい歩くことになる。
神社というのは建物だけじゃなくて、こういう敷地内の自然全部を含めたものであり、自分の普段の生活には欠けているこういう体験を求めていたのだと現地で実感した。
戸隠は長野からもけっこう距離があって不便なのだが、ここまで来て良かった。
長野ではいつもそばを食べていたような気がする。そばを食べながら時間調整をしてバスで長野に行き、そこから電車で上田に向かった。
正直真田丸とかどうでもよくて、ただサマーウォーズで見た上田の夏の青い空が見たかったのだ。
でもなんというか、こういう山のある景色は安心するものがある。
丸窓の別所線に乗って、別所温泉に向かった。
青々とした空はあまり見られなかったが、夕暮れは綺麗に見えた。
翌朝別所線で上田まで戻り、その後長野新幹線で東京へ。けっこう遠くまで来たと思っていたが、新幹線に乗ったら拍子抜けするくらいすぐに東京に着いた。