二〇三高地

前に京極夏彦狂骨の夢を読んでいてわからないことがあった。
精神科医の降旗が子供の頃木場修に言われた台詞である
骨がいっぱいって言ったら「大方二〇三高地の夢でも見たんだろう」
みたいな台詞だったと記憶している。
榎木津が夢じゃないとか王様になるとかいろいろ言ってる。
その二〇三高地っていうのがよくわからなくてそのまま流していた。
で、今読んでいる本(この日記に何回も登場しているが)により
愚かな乃木大将により殺された骨がいっぱいの二〇三高地と知った。
どうにもならない伊地知参謀長とそれに任せる乃木の愚かしさに
読んでいる方が疲れてくる。かなり感情が入れて読んでいるからか。
26日は縁起がいいとかまあどうしようもないやつらである
私の情報源は小説だけど事実とそれほどかけ離れてないと思う
だいたい精神面ばっかり強調するって事は他は・・・?
ノギショーグンは慈悲深いお方だとかどっからでてくるんだろう
明治天皇が死んで自殺したって別に偉くも何ともないと思うし
子供が二人死んだって美化するのはおかしいと思う
もっとマシな戦略を立てればいいのだから。
それにしても伊地知参謀長がアンドリューフォークにみえてならない
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/study/nogi.htm
でもまあこういう意見もある。
海軍の要求に柔軟に応じなかったことに触れていないが
そのあたりの史実としてはどうなんだろうと思ったりする。