刹那

昨日の小沢健二の「刹那」を買って聞いた。
エアコンはうるさいので暖房をハロゲンヒータに切り替えて。
とても懐かしい曲、自分が聞いたことがないバージョン、
ラジオでそれらの曲を聞いていた頃を思い出した。
しかし、全然古さを感じさせない曲ばかりである。
一昨日はpizzicato fiveのbossa nova 2001を聞いていて
同じように感じていたので、どう考えても自分の好みは
俗に言う「渋谷系」であってそれ以上でも以下でもなさそうだ。


海外*1で人気のある日本人の楽曲は
坂本龍一か喜多郎かピチカート、コーネリアス、FPMくらいだと思う。

小沢「"愛は勝つ”が売れるのってどうでもイイことっちゃ
イイことなんだけど、本当はどうでもよくないと思ってるですよ。」
小山田「やっぱりイヤなんだよね。あれで1位なのかってガックリ」
小沢「これは社会性を帯びた考え方。
存在より、それがウケちゃう世間にガックリ」
小山田「それもまたおもしろいんじゃんっていうほど
柔軟な感覚は持っていない。」

http://www2u.biglobe.ne.jp/~perflist/meigenn10.htm
この「世間」に失望して海外に出て行ったのだろう。
十数年前と比べてこの「世間」が進歩したかはなはだ謎であるが
個人的には今のままがいいと思う。
自分が買うCDをまわりがもってたらおもしろくない。
世の中の大多数の人が主にテレビなどのメディアに踊らされて
ポンポコリンとかコムロとかハマサキとかそういう10年後や
20年後に聞く気にもならないCDを買い続ければいいのだから。

*1:この場合韓国、東南アジアを除く