まだホーチミン

キムラヤが潰れたのか。さっきナリナリで見た。
営業はそのまま続けるようだが、そういうのって
感覚的にいまいちわからない。


ホーチミンに来てから二日続けてツアーに参加した。
街を見てもなんか飽きそうだったから。
昨日はメコンデルタでボートに乗って楽しかった。
今日はカオダイ教とかいうベトナムの宗教の寺院に行って
それからクチトンネルというところに行った。
クチトンネルって何も調べないで行ったから
トンネル見てどうするんだろうとか思ってた。
でもこれ防空壕。ベトナム戦争の時にクチゲリラとか
いう人たちが頑張っていたところ。
あまり表現力がないからうまくいえないけど
いろいろトラップがあって風雲たけし城みたい。
あれの本気モードという感じ。かなり楽しかった。
実弾も撃てるらしい。まわりで撃っててすごくうるさかった。


いまはちょうど雨季になったころらしい。
昨日も今日もスコールにかなりやられている。
くるぶしまで水につかるのでサンダルでよかった。
しかしかばんも大ダメージを受けて
日記を書いていたノートが使用不能である。
読めるが書くのはつらそうなので買ってこよう


今思えば日本でシェムリアプまでの往復航空券を
手配したのはちょっと早まったかもしれない。
陸路でカンボジアに行くのはかなり余裕そう。
サイゴンからプノンペン行きのバスが5ドルである。
往復するのは面倒なので帰りの分だけでよかった。
日程も余裕だし、今度機会があればそうしよう。
次の旅に出られそうなのは修論の公聴会後だから2006年2月。
トリノオリンピックとかぶるのでイタリアははずす予定。
バンコクまで飛んでから考えるというのもありだと思う。


フランスに行ってから一年半くらい間があって
今回というわけだが、日本にいるときはどこかに
行っても行かなくてもいい、という程度に思っていた。
しかし、実際に来てみるとできる限りいろいろ行きたいと思った。
野生に帰っていくようにいろいろと感覚が研ぎ澄まされていくのが
われながらなかなか興味深い。よい気分転換になる。
やはりめりはりは大事だろう。