カンボジアにやってきた

軟弱なバックパッカーである私は飛行機でカンボジアに来ました。
日本人の多いこと多いこと、びっくりしました。


敬語というか丁寧語で書いてて、変に心配かけて悪いね。
精神状態はまったく問題無し、だとおもう。
価格交渉でうんざりしたけどもう大丈夫。
朝6時に起きてしまうからかなり健康的。
明日はアンコールワットの日の出を見るので朝5時出発。


行く前にベトナムはふっかけてくるけどカンボジアは大丈夫と聞いていた。
でも大嘘だ。ベトナムといっしょじゃないか。
空港から当然バイクタクシーなのだが、その運転手に
3日間アンコールワットを見たいといったら40ドルといってきた。
相手は早く決めたいようだったが
こっちは相場が分からないので時間を稼ぎたかった。
とりあえず今日の日の入りを2ドルで見れるといったので
それだけ頼んでその後に交渉ということにした。
街中で聞いてまわったら30ドルとか25ドルと最初に行ってくる
これは20くらいで行けそうだとわかり、40ドルといった奴が
むかついた。精神的にやっつけてやろうと思った。


宿であった日本人に聞くと車で2時間くらいのところに
すごい遺跡があるということなのでそれも行くことにした。
聞くところによるとその遺跡だけで20ドルくらいかかるそうだが
泊まっていた宿の従業員がその遺跡込みで3日間40ドルで
連れていってくれるそうなので、その話しにのった。
そういうわけで、日の入りを見てから、運転手に
「お前は40ドルで安いとかいってたけど、他の運転手は
もっと安くしてくれるぞ。お前はもういいよ」
みたいなことを言って、2ドルくれてやって、宿に入った。
ついてきたが、かまわず従業員と明日の打ち合わせをして
一切そいつと目を合わさなかった。


いろいろとベトナムで学んで、今回心がけたことは
自分のカードを一切提示しないことである。
こちらがいくら払うか言うとその値段になってしまい
絶対にそれ以下にはならないから、慎重さが必要。
思った値段になるならいいと思うかもしれないが
カモられるのはあまり気持ちいいものじゃない。
時間が無いとできないが、とにかくたくさんの人に
数字を出させて、ちょっと考えるのが大切らしい。