夏休み

この一ヶ月、何度こういう質問を受けただろうか。
「学校、いつから?」答えはいつもこんな感じ。
「よくわかんない。いつだろう。たぶん10月じゃない?」


学部生なら講義の始まりが学校の始まりだが
大学院生はそうでもないような気がする。
博士課程の人はうちの研究室の場合
教授が休むお盆あたりの一週間程度が
夏休みみたいだし、修士でもM2だとそうらしい。
でもまだ研究が始まっておらず、それほどやる気も
ないM1はそこまで要求されてないと勝手に思っている。
夏休みの間に一生懸命研究をしたいんです
とM1がいえばさぞかし教授が喜ぶだろうが
そんなことを言おうと思った事は少しもない。
同じM1でもうちの研究室の総務(通称雑務)係は
頻繁に顔を出しているようで、東南アジアで
真っ黒に日焼けしてどうにも白くなりそうにない
自分とは全然違うな、と感じている。


結局のところ学校がいつからなのかはわからない。
個人の裁量に任されているんだか
日本人らしくファジーなんだかまあよくわからない。
きっと他の研究室は長期休暇などありえない
とかいう雰囲気じゃないのかな。
まあなんでもいいよ。もう休んでしまったんだから。


たぶん30日に行くと思う。10月の1日前というところが
いかにも自分らしくて感じ悪いけど。
もう大学でやった事をきれいさっぱり忘れてしまったが
こんなので大丈夫なんだろうかとたまに思う。