これからいろいろと語るのでてきとうに読み飛ばしてくれれば幸いです。
高校のときは松下電器に行こうと思ってた。斬新な家電製品を開発するんだと。
でも大学に入ってからいろいろと知恵をつける。いまどき販売店って
どうかと思うとか、従業員がたくさんいるから利益が出ても一人当たりは
ほとんどないんじゃないかとか、人多すぎて動きが鈍そうとか。
日本のメーカーは横並びだから別のところに行っても違いはなさそうだ。
実際に会社見学に行くとさらにショックを受けた。作業着を着て
チャイムに管理されているのを見ると、閉鎖された空間に飼いならされている
気がした。これは労働者だ。自分がなりたいのはビジネスマンだ。
その頃ちょくちょく海外に旅行をし始めて、いろいろとカルチャーショックを
受けていた。時々疑問に思う。世界に200くらい国があるのに、どうして
住む場所を日本に限定しなくちゃいけないのか。どこだっていいじゃないか。
旅先でこういうところに住めたらいいとかいう言葉は嫌いである。
住みたいなら引っ越して住んでしまえばいいじゃないかって思うから。
帰国していつも思うのは邪魔な電信柱と無意味な標語、看板。多すぎる車。
日本の方がいいことだってたくさんある。でも飽きてきたからしょうがない。
国の借金も多いみたいだし、いろいろブラックボックスがあって気持ち悪い。
留学しようと思った。海外で働くには海外の大学を出てた方が良さそうだから。
でも大学の成績が悪すぎるし、海外でPh.Dをとっても安泰ではなさそうだと
知る。現地で就職しようとしてもビザが下りないし、日本で働こうとしても
職場探しが大変らしい。急激にやる気がなくなった。考えれば当たり前だ。
失業率を下げたいのに海外の人を新卒で雇いたいわけがない。外国の人を
雇うとするならば他にはない能力を持っているなど理由が必要である。
新卒にそんな能力があるわけがない。いろいろと調べていくうちにMBAの
存在を知る。社会人になってから留学し、ビジネスを学ぶ。
明日は学校に来ないので続きはきっとあさって。
