デザインのこと

考えてるというか気になってることがもう一つあった。
デザイン関連。ユーザーインタフェースとか。
スペックがある程度飽和してくると、徐々に
使い勝手とか、デザイン性に目が向いてくる。
差別化を図るには、非常に重要な要素だろう。
無駄を省くとか、直観的であるとか、
ユーザーインタフェースも非常に大切。


別に自分はデザイナーじゃないし、なれそうもないけど
良いデザインに対する目を養っておきたいとは思う。
優れたユーザーインタフェースを体感したいとも思う。
そういうわけで、その周辺の情報はけっこう重点的に
集めるような状態にしている。実物もみたいし。
この間香港に行ったのも、これ関連。


機能的で、シンプルで、遊び心があるもの。
そういうプロダクトデザインが気になる。
小学生くらいから、未来の家電製品みたいなものを
ずっとイメージしてた。はっきりとじゃないけど。
そういうものを作りたいと思ったから、工学部の
電気系に進んだわけだし、電器メーカーと言えば
パナソニックだと思ってたから、関西の大学に行った。


でも研究所に行ったって、仕事が細分化されすぎて
わけわかんないし、開発行ったって、プロダクトの
マイナーチェンジばかりでいまいち楽しくなさそう。
そもそも日本の会社ってあんまり合理的じゃないし
交渉べたで、いろんなところで損してる気がしたから
もっと別のところで未来の家電と関わろうと思った。


見た目がすっきりしていることも重要かもしれないけど
最終的には、ユーザーの体験次第ではないかと思う。
楽しく使えるもの、ストレスなく使えるもの
そのあたりから、遊び心が重要になってきそう。
だからといって、ロジカルじゃなくていいわけじゃない。
ロジカルというベースの上で、感性が重要なんだろうな。
6月にイギリスに行って、デザインをテーマに何カ所か
見てこようかと思ってる。目的はデザインだけじゃないけど。
休みが取れて、予算があれば、これと言って妨げる要素はない。


ジョナサン・アイブとかIDEOとか気になるし、
ドナルド・ノーマンのエモーショナルデザインも気になる。
認知心理学という観点もそうだけど、結局はひとに関わるものであり
脳はどうなってるのか、人間とは・・・という感じになるんだろう。


一見カオスに見えても、やがてどこかに収束していくはず。
一つ一つ積み重ねていくより、いろんな場所に布石を打った方が
いろいろつながりあったりして、加速したりして面白いと思ってるだけ。
まだ物語は終わっちゃいない。だってまだ僕は生きてるんだから。