The World is flat 3.0 前編

iTunes storeiTunes Uでいろいろなコンテンツが無料で見られるけど
何から見ればいいか正直よくわからない。そんなときはTop downloadsが
いいかもしれない。いわゆる人気のコンテンツというやつだ。
上から眺めていて気になったThe World is flat 3.0を見ることにした。
2年前に読んだ「フラット化する世界」の続編である。
フラット化する世界 - technophobia
http://d.hatena.ne.jp/pho/20061028/1162038640
映像で見ると、本とは違った印象を受けるので楽しい。

Global economic playing field is being leveled, and you Americans are not ready.

これがそもそものテーマ。この人何回か強調して言ってくれてありがたい。
競技場がでこぼこしてたけど、近頃はならされてきたよーって話。
地域ごとのハンディが、以前と比べて小さくなってきたのに
アメリカ人はそれに気づいてないんじゃないかな、という話。
それから、globalizationの1.0,2.0,3.0を定義してた。

  1. 1492年から1800年代初頭:世界はlarge〜medium:国の時代
  2. 1800年代初頭から2000年:世界はmedium〜small:会社の時代
  3. 2000年から現在:世界はsmall〜tiny:個人の時代

1.0は、大航海時代にいろいろ植民地ができた頃。
2.0は、企業がマーケットと労働者を求めて進出した頃。
3.0は、really new, different, and excitingだそうだ。
この時代は、国でも会社でもなく個人(individual)が主役。
どうやって、個人が個人としてグローバル化することが可能になったか。

  • PC
    • 個人が自身のコンテンツをデジタルで所有し操作することを可能にした。
  • ネットスケープ
    • ブラウザ。ドットコムバブルを引き起こした。光ファイバが敷かれる。
  • interoperable(相互運用可能)
    • 転送プロトコル等。相互運用可能になり、連携が可能になった。

個人がどんどんアップロードできるようになった。
world is round, you downloaded as an individual.
But when world is flat, individual can now upload, globalize own content globally.
ブリタニカ(紙)→エンカルタ(download)→Wikipedia(upload)
I'm talking about platform that allows individual more equalibility to plug and play, compete connect and collabolate globally.
大切なのはアップロード可能かどうか。アウトプット重視。
Whatever can be done will be done.
The only question left is to be done "by you" or "to you".
なかなか重みのある言葉である。これで半分くらい。
Thomas L. Friedman - The World is Flat 3.0
http://deimos3.apple.com/WebObjects/Core.woa/Browse/mit.edu.1472156963
MIT World » : Play: The World is Flat 3.0
http://mitworld.mit.edu/play/517/
iTunesとreal mediaの形式で見られるので、興味ある人は見ればいいかと思う。


半分まで見てみた感想をちょっと書いてみよう。
個人がいろいろアップロードできることが大切なわけで、
ネットでダウンロードばかり(read-only)ではもったいない。
どんどんアップロードして、自ら変化を起こすのが重要と思った。
やりたくない人はどうでもいいんだけど。
いずれアップロードがダウンロードを越えるようになる、と百式の田口さんが言ってた。
Joiがブラジルの文化庁かどこかの人と話している動画で見たのだが、
http://jp.youtube.com/watch?v=ix4kjYnVtcM#t=3m12s
人々がダウンロードよりアップロードを先に覚えるそうだ。

「読むだけのインターネット」病

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にかかってしまうと楽しくないので、なんとかすることにする。
個人が主役であり、個人でいろいろできるというのは、非常に好ましく思う。