ピアノの森

我が家に「ピアノの森」という漫画が14冊セットでやってきた。
ヤフオクで落札したらしい。なんとなく読み始めてみたら、面白くて
3日くらいで読み終えて、映画を見て、15巻も買ってきて、
早く16巻が出ないかな、と思うほどこちらがはまってしまった。
たまにはこういうのもいいと思う。

森のなかに一台のピアノがある。打ちすてられ、雨ざらしになったピアノ。だが、森という伽藍のなかに置かれ、月光のライトを浴びて輝くグランドピアノ。たったひとりの少年にしか音を開かない森のピアノ…。なんといっても、冒頭のこのイメージがいい。“森の端(はた)”と呼ばれるガラの悪い地区で育ったカイだけが弾きこなせる森のピアノの音が、周囲の人々を変えていく。

漫画としてもなかなか面白いが、せっかくなので音が欲しくなる。

だから、映画も併せて見ると非常にいい。

Q4
創作活動を通して、持ちつづけているテーマは何ですか?
A4
娯楽なので、人を元気にするものを目ざしていますが、うまくいったりいかなかったり・・・。

単純なことだけど、大切なこと。元気になれるものがいい。
この漫画がきっかけでショパンコンクールなるものを知った。
Fryderyk Chopin - Chopin 2010
http://chopin2010.pl/pl
来年はショパン生誕200年。ワルシャワも楽しそう。

久々に聞いてみると、ピアノっていいなと思った。