4日目概要

American Expressのtravel officeを見つけて両替をして、それから自然史博物館に行った。動物の剥製や恐竜の化石などが展示されていたが、最初だけで、全体的にはいまいち。上野にあるやつの方がすごい。

温度と湿度を上げた空間で蝶の展示をしていたが、その部屋の空気がシンガポールそのもの。ここでやるには、わざわざこんな空間を作らないといけないんだな。

売店はなかなか面白かった。


モノポリーにもこんなに種類があるとは知らなかった。
その後、ベンジャミン・フランクリンを冠した科学博物館に行く。こっちは面白かった。

見せ方をいろいろと工夫していて素晴らしい。

この骨は気に入った。体の各部がX-ray, CT, MRI等でどう見えるかを示したものも興味深い。

こういう実験系はやはり楽しいな。

オバマが演説で何度もWe the peopleって言ってる理由がようやくわかった。

「上院 (upper house)」「下院 (lower house)」という言葉は、アメリカの首都がフィラデルフィアであった頃、議会が使用していた2階建ての公会堂(現在の独立記念館、当時の大きめな家屋と変わらないほどの小振りな建物)で、議員数の多い代議院 (House of Representatives) がその1階部分 (lower house) を、少ない元老院 (Senate) が2階部分 (upper house) を使用したことからこう呼ばれ始めたといわれる。

アメリカ合衆国上院 - Wikipedia

これは今知った。下院の方は普通に椅子に座れた。
フィラデルフィアに来て、政府とか自由とか独立とかを改めて考えて、近頃のopen governmentとか、open dataとか、フリーソフトウェアの思想がしっくりときた気がする。表面的な意味は日本にいる時からわかっていたつもりだが、自由、独立という言葉の意味するところが違うようだ。
税金をかけられたり、口出しされたりする英国から自由を勝ち取ったという歴史的背景が暗黙のうちにあるのだろう。フリーソフトウェアもオープンデータも単なる運動じゃなくて、ある種の独立戦争と考えるとすっきりする。ソフトウェアやデータの世界のFounding Fathersとなるのかな。そんなふうに考えると、今の時代というのは非常に面白い時代だ。いつの時代もそうかもしれないけど。
家計簿
両替\20000=$204
自然史博物館 $14
ベンジャミン $15.5
サンドイッチ $7
憲法 $12
Tシャツ $30
cheese steak $9
水、ヨーグルト $6
ビール $4
最後に小ネタ

ケチャップを大量に使うところでは、こういうふうにした方が効率いいみたい。