シンガポールで健康保険

会社の保険のカバー範囲があまりにも貧弱というか無に等しいので自分で保険に入ることにした。聞きなれない言葉とかシステムとかいくつかあったので書き留めておく。

日本では月1万円くらい健康保険に払って、都民共済に2000円くらい払ってた。年間14万円くらい払ってたことになる。予算の上限をそのあたりと考えて、いくつか比較してみた。結論から言えば、そこまで払わなくても良さそうだ。

結局入ったプランの保険料は208ドル+120ドル=年間328シンガポールドル(2万円ちょっと)。これで希望していた分程度は一応カバーされてるっぽかったのでこれにした。

http://www.jacarefund.org/documents/06semi_healthinsurance-j2.html

上のサイトに詳しく書いてあるが、DeductibleとCoinsuranceについては知っていた方がいい。どちらも自己負担額だが、Deductibleはとりあえず最初に払う金額。医療費に1万ドルかかった場合にDeductibleが3000ドルならば7000ドルが保険の対象となる。更にCoinsuranceというのがあって、これが10%だと7000のうちの700を自分で負担する必要がある。

そんなわけで自己負担額3700ドル、保険会社負担額6300ドルとなる。ここまでは下調べの段階でわかっていたが、保険のエージェントの人の話しを聞くともう一段階あった。Income Shield Assist Riderというやつである。これに加入しておくと10%と3000ドルのどっちか低い方しか払わなくていいよというもの。つまり1万ドルの10%である1000ドルだけ払えば、あとは保険会社負担なんだそうな。最終的に自己負担額1000ドル、保険会社負担額9000ドルとなる。

そんなわけでDeductible3000ドル、Coinsurance10%のプランで年間208ドル。Assist Rider 10%で120ドル追加。これが30歳でNTUCの保険に入るのにかかる金額。 エージェントの取り分は328ドルの10%らしい。この保険はシンガポール国外で緊急入院とかしたときの分もカバーされるのが素晴らしい。でも歯医者は含まれてない。歯医者は日本に帰ったときに定期健診に行くことにしている。そんなわけでリスキーな無保険状態から、晴れて4月から保険のある身分となった。