京都初日 なんとなくアウェー感

神戸、徳島の次は京都である。バスで直行だと徳島から3時間だった。徳島は思ったより便利である。宿に荷物を置いて昼食。
栞栞カフェ http://tabelog.com/kyoto/A2602/A260202/26021604/
それからアーティストの友人の器があるということで、展示を見てきた。
セカンドスパイス http://akiko.jp/diary/1866.html

この日はわりと買い物モードというか、旅の後半で服が足りなくなったのでいくつか買った。錦市場にカフェなんて全然なかったのになんかできてたし、sou・souの店舗がかなり拡大していて驚いた。
カネタカフェ http://kyoto.hiho.jp/7k-kaneta.html
sou・sou http://www.sousou.co.jp

この日の最後は鳥せいhttp://www.torisei.com
鶏肉も原酒も美味しかった。シンガポールに来てからたまたま友人から聞いて知ったのだが、非常に良かった。また行きたい。

という感じで楽しんだ京都初日ではあったが、妙にアウェーな感じがしたことは否めない。いろいろ考えてようやく少しずつその原因がわかってきたような気がする。一言で言えばシンガポールの生活に慣れて、日本での生活がどんな感じか忘れてしまったということなんだろう。
例をいくつか挙げてみる。例えば歩道を歩いていて、自転車が危なっかしくて怖く感じたりする。シンガポールに住んでいると歩道を自転車が走ることなんてまずないので、狭い道を変なのが突っ込んで来ることはまずないのだが、そういえば日本はそうだったと思い出した。まあ便利なのはわかるんだけど、忘れてしまったものはしょうがない。
それから屋内の喫煙。シンガポールだと公共の場での屋内喫煙は全面的に禁止されているわけで、そもそも喫煙席という存在がない。外ではけっこう吸っている人がいるけれども中にはいない。それが当たり前の感覚になっていると、日本に来てやたらと目につくのが喫煙席。そういえばそうだったと思い出すのであった。
あとやたらと静かな電車内。大きく携帯電話に×印がついているのが非常に興味深い。電源オフ車両とか非常に申し訳なさそうに小声で話すとか、とても新鮮だった。電話がかかってきてるんなら、普通に受けて話せばいいじゃないと思ってしまう辺りで、自分がずいぶんと遠い所に来てしまった感じがする。そもそもマナーってなんだろうとか、不自然すぎないかとか思ったりした。ちなみにシンガポールだとイヤホンつけずにPSPで遊んでる奴がけっこういて、あれはあれでどうかと思うけどまあいいかという気分になっている。
最後にトイレ。驚異的なウォシュレットの普及率。蓋を開けようとしたら自動で開くし、水を流すのもボタンだし、コックピットの名にふさわしい。ちなみにTOTOINAXはいろんなところでみかけるけど、ウォシュレットは日本以外で見たことない。あれだけ電化を進ませておいて節電のために電源オフとか、お前何がしたいんだよって言いたくなるのもとても日本らしい気がする。
という感じで並べてみたが、別に批判したい訳じゃないし、改善してほしいわけじゃない。揶揄するつもりもない。強いて言えば、そんな風に感じるようになった自分の中の変化が面白いなということである。