ブルーベリージャムをつくった

安いジャムを買うと色と風味付きの砂糖水を固めたようなものでがっかりさせられる。そこそこ美味しいジャムとなるとそこそこのお値段がする。果物は色んなものが売っているんだから自分で作れるのではないかと思ってときどき作っていた。

ホームベーカリーでパンを作るようになってからは、ジャムを一切買わなくなった。果物と砂糖とレモンで簡単にできてしまうから、ジャムを買う理由がないと気づいたからである。いろいろ試した結果、ブルーベリージャムがなかなか美味しくできるとわかった。レモンを切らしていて、なにか酸味がありそうなものということでキウイフルーツを入れることにした。

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瓶を熱湯で消毒して、材料を無造作にフライパンに入れる。砂糖はちょっと少なかった。もっとたくさん入れた方がいい。果物の重さの3分の2くらい入れてもいい。ブルーベリーは枝が少し残っているので、一つ一つチェックして枝を取る。

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火にかけながら、ブルーベリーをぷちぷち潰す。一回耐熱ではない道具を使ったら一瞬でふにゃりと曲がってしまった。耐熱のヘラを使うことが大事。温度が低いとブルーベリーを潰しにくいけれども、熱を加えていくにつれて潰しやすくなる。

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だいたい固まってジャムっぽくなってきたら、熱湯消毒した瓶に詰める。

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いろいろ試したが、繊維がしっかりしているものほどうまくいかない。熱を入れたらドロドロになるタイプの果物だとわりとジャムにしやすい気がする。ブルーベリー、キウイフルーツ、ドラゴンフルーツあたりは非常にやりやすい。りんごだとけっこう時間をかけて熱を入れる必要がありそう。パイナップルも形が崩れにくく砂糖漬けみたいになってジャムっぽくならなかった。何につけても美味しいジャムができるといろいろと可能性が広がる。