マナド・初日

シンガポールに住んでからマレーシアには何度も行ったが、インドネシアにはほとんど行ってなかった。もうちょっと東南アジアを知ろうということで、近頃はインドネシアを重点的に見ている。インドネシアにはいくつか見所があるが、ある友人が好んでピンポイントでマナド(Manado)に行っているという話を聞いて、マナドがどんなところか気になっていた。そして今回、たまたま有給休暇を消化する必要があったので、急遽マナドに行くことにした。

Skyscannerで検索したところ、シンガポールからマナドへはシンガポール航空近距離向けのシルクエアが直行便を週に3便出している。それからインドネシアの格安航空会社のライオンエアがジャカルタ経由便を毎日出している。ジャカルタ経由の良いところは、入国ビザの35ドルがかからない点である。主要5空港のみビザ不要なので、マナドの空港に直行するとビザ代がかかる。時間的に考えれば当然ながら直行便の方が良い。シルクエアが500ドルでライオンエアが300ドルだったので、多少悩んだがライオンエアにした。

続いて宿をどこにするか。マナドからブナケンという島に行ってダイビングをするのが一般的らしい。ブナケンにも宿があるのでブナケンに泊まることも考えたが、行きの飛行機が夜10時着で帰りの飛行機が朝10時発なのでそこまで空港から離れたくないと思ったので、アクセスの良いマナドで宿を探した。ブナケンに泊まらない理由はもう一つあって、真水も食べ物もほとんどないという情報を見かけたからである。海で泳いだら真水のシャワーを浴びたいなあと思ったので、マナドに決めた。宿の予約は使い慣れたBooking.comでまあまあ良さそうで安いところを探す。自分の感覚で安いところであれば、現地感覚で高めのところもあまり気にせず使う。普段働いていて、別にギリギリの生活をしているわけじゃないんだから、そんなに最安値にこだわる必要は全然ないのである。

準備はその程度で、土曜日にのんびり起きて荷造りをして1450分発ジャカルタ行きの飛行機に乗った。格安航空のチェックインは行列するものと思っていたが、チャンギ空港ターミナル3のライオンエアのカウンターは全然混雑してなくて非常にスムーズだった。

到着したジャカルタの空港は、とても広かった。ターミナルが違うので一旦外に出てシャトルバスに乗って移動する。WiFiはターミナル内もシャトルバスでも使えるところが多い。案内板があったりするわけではないのでわかりやすくはないが、聞けばわりと丁寧に教えてくれるし、英語でも問題ないので思ったよりちゃんとしているという印象を受けた。人口の多い島国で飛行機での移動が多いからだと思うが、かなりキャパシティの大きな空港でひっきりなしに飛行機が飛んでいる。

マナドの空港に予定通り着いて、タクシーで宿に向かう。lonely planet情報で空港から中心部までのタクシー代は固定とあったので、宿に手配はせずに空港でタクシーを頼むことにした。到着するとわらわら人が寄ってくるわけだが、チケットを持ってタクシーをアレンジしているっぽい人がいたのでその人にホテルの名前を伝えて、ちょっと待っているとタクシーが来た。ガイドブックにあった値段より150円くらい高かったが、インフレもあるだろうし、夜遅くにそのくらいのお金で面倒臭い事をしたくなかったので、それでホテルまで来た。

ホテルにチェックインする際に、ブナケン行きの手配をした。正直事前に業者を選んで予約しておけばもっと安くすんなりと進んだはずだが、今更そんなことを言ってもしょうがない。朝9時にホテルのロビーに来るとのこと。

晩御飯。凄まじく辛かった。

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