朝8時半にタクシーに乗れば10時の飛行機に間に合うと言われたので、朝食バイキングを食べた後で、時間通りタクシーで空港に向かった。雨が降っていたが9時頃には空港に着き、チェックインを済ませて搭乗ゲートに行こうとしたが、搭乗ゲートが決まっていない。外を見ると、明らかに飛行機の数が足りてない。軒並み遅延していて、搭乗ゲート付近は人が増えるばかり。
その後雨は止み、他の飛行機は次々に離陸していく中、自分の予約していた飛行機の機体は全然来ない。出発予定時刻から10時間経過し、ようやくそれらしい飛行機がやってきて今に至る。
こんな感じで三日分の記録をマナドの空港で書いたのだった。子ども兵の戦争というすごく暗い本をずっとiPad miniで読んでいたりした。
- 作者: P.W.シンガー,Peter Warren Singer,小林由香利
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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WiFiはけっこう不安定で、時々入ったり入らなかったりした。macbook proもiPad miniも飛行機に備えてフル充電だったので、10時間の空港ライフでも電池切れにならず暇つぶしに使えたのは良かった。
lion airはインドネシアの格安航空会社なのでそれほど便数が多くなく、一度どこかで遅れが発生すると、ドミノ倒しのように次から次へと遅れが連鎖する。今回もガルーダ航空は10時間も遅れていない。天候不順と航空会社固有の問題の両方があり得るのだと今回認識した。
結局ジャカルタの到着したのは夜中で、既にジャカルタ発シンガポール便は終わっていた。マナド発ジャカルタ行きとジャカルタ発シンガポール行きをバラバラに購入していたら航空会社が原因の遅延で乗り継ぎに失敗しても後の航空券を放棄せざるを得ない契約になっている。でも今回はマナドからシンガポールまでを一つの予約番号で予約したので、格安航空会社の便であっても最後までの移動手段は保証されている。一応念のためマナドの空港で遅延した旨の書類を書いてもらっていて、それを見せれば翌朝の便でシンガポールまで帰ることができることになっていた。夜のうちに朝にのる便の航空券を確保しておきたかったが、窓口が全然やる気がなくて朝に来いと言われるばかり。
代替のホテルが確保されてあるわけでもなく、絶対にジャカルタ市内には行きたくなかった。ベンチで寝るのも嫌だったので、エアポートホテルに行くことにした。4時間くらいのプランってあるかと尋ねると、そういうプランはないけど、半個室のようなところでリクライニングソファを使うプランはあるとのことなので、それを選択して軽く休んだ。
翌朝空港のカウンターに向かうと、とりあえずそっちで待ってろという、キャンセル待ちのような扱いを受けてなんだかなあと思った。一応手続きはできて、朝のうちにシンガポールに戻ることができた。そして、空港から会社に直行してそのまま働いたので有給休暇を無駄に使わずに済んだ。