ウィーン旅行 はじめに

Richo Theta Sを買ったのは発売直後の2015年11月。その数ヶ月後、IVRPAなる団体を知った。360度のパノラマ写真・動画に関する団体

IVRPA :: International Virtual Reality Photography Association

年に一度会合をやっているらしく、こんなニッチな分野でどんな人が集まるんだろうと気になって是非参加したいと思った。2016年のカナダ・ケベックで行われた会合は直前に知ったので調整できなかったが、2017年のウィーンの会合は一週間休みを確保して行くことにした。年に一度夏のヨーロッパに行きたいと思っていたのでちょうどよい。

そんなわけで、木曜日に仕事を終えて家で荷造りをして空港に向かった。空港の手前でタクシーが止まってしまって乗り換えを余儀なくされるというトラブルが発生したが無事時間通り空港に到着。

今回はフィンエアーだったが、チャンギ空港のバジェットエアラインの設備に驚いた。

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専用のカウンターを置いたり、そのカウンターで職員が対応したりするコストをかけられないバジェットエアラインの方が、その弱点を逆手に取ってこういうことができるんだなと実感した。

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空港のカウンターで人間が対応するのは、証券会社の窓口で人間から株を買うみたいな時代になりつつあるのだな。そんなことを考えながらヘルシンキ行きの飛行機に乗り込んだ。

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エアバス350。座席にペットボトルの水が一本置いてあるだけで、快適さはぐっと高まる。良いサービスだと思う。

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飛行機ではThe Founderというレイ・クロックがマクドナルドをフランチャイズにより拡大させていく映画を見た。テニスコートでタイムを測定しながら最適なレイアウトを決めている場面がすごく良い。

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乗換案内の情報が飛行機の中でわかるのはとてもありがたい。そんなわけでヘルシンキ空港。

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ヘルシンキシェンゲン協定加盟国へ入国したことになるので、ヘルシンキからウィーンへは国内線のようなゆるい感じとなった。

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値段は忘れたが、北欧の物価はやっぱり高いなという印象だけは覚えている。

そしてやってきたウィーンの空港。荷物が出てくるのを待っているところに美術館の広告があって、こうやって絵を見せてしまうのは実に効果的で素晴らしいなと思った。

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