VR×マンガ「夢の相談所」

VRがやりたいからGear VRとSamsung Galaxy S7を買ったものの、Oculus Rift CV1でルームスケールで遊べるようになったため、Gear VRを使う頻度が激減した。スマートフォンという容量が限られた中に、VRコンテンツのような巨大なものを入れておくのは躊躇われるというのも使わなくなる一因かもしれない。

しかしながら、PCを使わずにお手軽にVRとなるとGear VRは便利である。ハンドルコントローラで操作できるようになって操作性が大きく改善された。以前VRノベルをハンドルコントローラなしで体験したときはページめくりのたびに腕を上げなければならずとても疲れた。

そんなGear VRに今月VR×マンガというコンテンツがやってきた。どんな体験になるかいまいち想像できなかったのでとりあえずやってみた。VR自体いろいろと未知なのでとりあえずやってみることが多い。没入感を高めるためにヘッドホンは必須。

巨大なマンガが流れてくるといえばいいんだろうか。音声もあるし、ところどころ映像もあるけれども、基本的に馴染みマンガというフォーマットの1コマ1コマが流れてくる感じである。マンガである必然性があるかはよくわからないけど、AllumetteやDear AngelicaやProject LUXのようなVR作品と一味違った体験がここにある。

三人称視点から急に一人称視点に切り替わると戸惑うし、ハンドルコントローラでカーソル意識せずに進むと戻るのボタン2つ割り当てた方が便利だと思うわけだけど、全体的な体験としてとても没入感があり、非常にのんびりと楽しめる作品だった。

ちなみに原作シナリオの一部が公開されている。

プロフェッショナルが集まって作り上げた新しい試みなので、一度体験してみたらいいと思う。