深圳と私

旅行好きには2つタイプがあると考えている。同じところに何度も行くリピーター型と常に新しいところに行く新規開拓型の2つである。私の行動を見ている人であれば私が基本的に後者の新規開拓型なのは明らかかと思うが、一つ例外があってそれは中国の新興都市・深圳である。ここだけは変化が激しいのでリピートしながら新規開拓ができる。いつも何かしらまだ見ぬ世界に出会うことができるのである。

初めて訪れた2015年はメイカーフェアに合わせて行って、その会場でたまたま知ったseeedとニコ技のツアーに参加した。このときに锦绣中华民俗村や大芬油絵村にも行った。電気街の現在歩行者天国になっている部分は地下鉄の工事中していて非常に動き回りにくかったのを覚えている。

次に行ったのは2017年4月でニコ技深圳観察会にみっちりと参加した。このときに見つけた白石洲のクラフトビアにはその後深圳に行くたびに通っているし、小米之家にはまったのもこのときである。3日滞在すれば4回通って毎回何か買っている程度のはまり具合だ。この他、動物園に行ったり、DJI旗艦店に行ったりしている。QRコードだのシェア自転車だの技術の社会実装的なものはこのときのインパクトが最も大きかったし、このときの衝撃がなければまだシンガポールで働いていたように思う。この年は9月に360度カメラ関連のツアーを企画して訪問し、11月はビアフェスとメイカーフェアと飲み会のために訪問したので計3回行っている。

2018年は2月にシンガポールの会社を辞めて、たくさん中国に行ったし、その際に深圳に寄ることが多かった。3月は諸事情で安室奈美恵コンサートチケットを現地で購入して見に行ったり、マニアックな電気街ツアーに参加したり、高徳地図見ながらなんか面白いとこないかなーとローカルバスで動き回ったりしていた。汕頭や張家界にも行ったが深圳を起点に動いていた。5月は汕頭ツアーをして、その際に深圳に寄った。OCT loft辺りをけっこう見た気がする。7月は上海、杭州紹興、香港に行ったときに深圳に行ってDJIのロボマスターズを観戦した。ElecrowやM5stackで新製品を見学した。電気街の地下街が出来上がっていてとてもきれいになっていたのが印象的。10月は深圳経由で東京に行っている。中旬にメイカーフェア深圳に行きライトショーも見て、ちょっと渋谷に行って、深圳に戻ってきて、架線なしトラムを見て、ハードロックホテルで買い物してた。この辺になってくるとあまり知り合いが主催する初心者向けツアーには参加せずにマニアックなエリアを発掘しつつ、夜に飲み会だけ参加するみたいな感じになっていた。12月は日本に行った帰りに立ち寄り、關山月美術館に行ったり、深圳当代艺术馆で改革開放40年の展示を見たり、ジェネシスオープンデイに参加した。というわけで2018年は5回行っているようだ。

そして今年はというと、シンガポールからインドに引っ越して、インド近辺を旅行したいという欲求もあり、メイカーフェアの時期に仕事で動けなかったのもあり、まだ深圳に行ってない。というわけで、12月20日~29日は中国(主に深圳)に滞在することにした。小米之家で買いたい物がたくさんあるし、白石洲エリアも再開発されたりする前に行っておきたい。無駄に派手になったらしい電気街の地下道を見たいし、坪山のビール工場も気になる。いろんな旗艦店にも行きたい。なんと言っても加速世界深圳の1年分の変化をまとめて体感できると思うととても楽しみだ。インドから見た深圳という視点で、自分がどう感じるかということにもとても興味がある。

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