ナショナリズムとかそういうの

8月9日は建国45年のNational Dayということで、けっこう前からいろいろやってた。

こんなふうにどの家も国旗を掲げたりしているのを見ると、正直気持ち悪いと思ってしまった。国旗が気持ち悪いのではなく、中学生の修学旅行でみんな同じ制服を着ているみたいな統一感が好きではないだけだが(合理性は理解するけど)。

国立博物館で建国当時の様子がわかるものをいろいろ展示してた。National Dayのパレードでは、国の資本が入ったいろいろな企業の旗があった。

この日のためにスタジアムみたいなのが建設されてて、

その周囲はややミリタリーな雰囲気があった。

日本にいてもこんなことはなかったなあ。

「建国記念日」の設置を定める法案は、9回の提出と廃案を繰り返すも、成立には至らなかった。結局、名称に「の」を挿入した「建国記念の日」として“建国されたという事象そのものを記念する日”であるとも解釈できるようにし、具体的な日付の決定に当たっては各界の有識者から組織される審議会に諮問するなどの修正を行い、社会党も妥協。

建国記念の日 - Wikipedia

こんなにややこしいやり取りがあったと今知った。どっちがいいとかどっちが悪いとか言うつもりはなく、単に対照的な事例を見るのは興味深いと思った。たぶんこちらにずっと住んでいるとこれが自然に感じるのだろう。周りが当たり前と思っていることで、自分には違和感があることを大切にしていけたらいいと思う。その違いをうまく活用することで道が拓けることもあるのだから。