フィリピンに行ってきた

Cebu Pacificの深夜便でシンガポールからマニラに向かう。30分程度遅延したが午前5時頃にターミナル3に着いた。乗り継ぎ便が6時半発なので、まあなんとかなるだろうと思ったが、入国審査で行列に出くわす。見たところ中国のパスポートを持っている人が写真付きの書類も持っていたので、彼らはビザが免除されず時間がかかっているのだろうと感じた。結局1時間近く待つことになった。
入国審査を終えて、国際線到着ロビーから国内線出発ロビーに移動し、航空券を交換して、セキュリティを通過し、なんとか国内線の乗り場に到着した。既に大半の人は飛行機までのバスに乗り込んでおり、かなりぎりぎりだった模様。飛行機は小型のプロペラ機で飛行時間は1時間。悪天候の場合には別の飛行機・空港に振替という話も納得のサイズだったが、思っていたより揺れなかった。
目的地であるボラカイ島すぐ近くのカティクラン空港はアンコールワットのシェムリアプ空港を彷彿させるものだった。コンパクトなサイズなわりに、わりと小綺麗で観光地の空港という感じだ。トライシクルでボートターミナルに行き、ボートでボラカイ島に向かう。空港のカウンターでチケットを購入した(トライシクルP50、ボート1人P25、入島税1人P75)。ボートターミナルでターミナル利用料として1人P100かかった。もっとぐちゃぐちゃなのかと思っていたが、案外それなりに組織化されていて驚いた。海の水は透き通っていて、とても綺麗だった。
島に着いてからホテルに電話して迎えに来てもらう。距離は大したことないのだが、道はそれほど舗装されておらず、込み入っていて、歩きたい気分になる道ではない。暑いし、あまり歩くことを想定していない道なんだろうと思った。
泊まったホテルは3rd phaseに入ったと言っていて、要するに絶賛工事中だった。受付とレストラン、バーは中世ヨーロッパをイメージしたお城という雰囲気で、岩に刺さった剣とか鎧とかがあって非常にいかにもという感じ。部屋はバルコニーから入って、窓が玄関になっていて戸惑ったが、新しいし広いので割と快適だった。キッチンも大きめの冷蔵庫もついていて、普通に暮らせる感じである。3泊したのだが、ルームクリーニングの人が靴を履いたまま部屋に入って来て、モップで水拭きして帰っていくのを見るとなんだかなあという気分になる。
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D'mallという島の中心部まで車で送り迎えしてくれるということなので、滞在中は何度かそこへ行った。でもホテル内のレストランはそんなに高くないし、空いていて快適なので、わざわざごちゃごちゃした中心部に行く必要もない気がした。プールもビーチも施設内にあるわけで、施設に引きこもっていてもまあ良いかと感じた。そんなわけで、ちょっと買い物しに行くくらいで主にホテルにいた。
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ビーチサンダルを買ったが、値段はリゾート価格ということでシンガポール市内とほぼ一緒。食事も価格帯としてはシンガポールレストランとそれほど変わらず。味は、辛くなくて、野菜が新鮮で、魚介類もなかなか美味しかったが、なにか目新しいものがあるわけではない。まあなんというか普通だ。肉に甘いソースをかけたものが多いのは当地の特徴なのかもしれない。観光地なのだが、フィリピン人っぽい人もたくさん来ていて、国内の人にもそこそこ人気のある観光地なんだと思った。
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どの窓にも網戸があるのは非常にありがたかった。エアコンもそんなにきつくないわけで、このあたりはシンガポールよりも快適に感じる。山があって海があって自然豊かで良いところだった。
という感じでのんびり休日を過ごしたわけだが、今回のメインはアシスタントの結婚式に参加することである。
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砂浜でやるのでもっとカジュアルなのかと思ったら、カソリックだからかきちんと牧師さんがいて宣誓してる感じ。会場で見た日の入りが綺麗だった。ファイヤーダンスもなかなか見応えがあった。
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今回は新婦のボスという実に説明しやすいポジションで参加したわけだが、実際のところ評価したり給料を決めたりする権限はないのでいろんな人にけっこう誤解されてそうな感じ。まあ細かいことは気にしなくていいか。会場で上映されていた映像を見ていると、そういえば両親がシンガポールに来るからといって一週間くらい休みを取っていたなとか思い出した。人の仕事とは違った一面を見るというのもなかなか面白いものである。それに初めて来た場所で、自分の知らない文化を体験するというのもなかなか貴重だと思った。
帰りの船から見た朝焼けも良かった。あとフィリピンもビールがジュースより安い国なんだなと思った。
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