深圳に来たならDJIの旗艦店に行きたいと思っていた。
9号線の地下鉄で深圳湾公園にその店はある。なかなか賑わっている人工の湖のほとりにあった。
こういう並びってちょっと近未来チックで良い。一斉に攻撃してきそうなところが特に。
一応飛ばすコーナーもある。ある程度の大きさのドローンであれば、等間隔に並んだ垂直な紐で安全を確保できるわけか。
清明の休日で休みの店が多かったが開いている店が見つかった。
電気街に行こうかと思ったが、まだ行ったことないところに行こうとなんとなく思い立って、動物園に来た。地下鉄7号線の終点、西麗湖駅から歩いていける。
普通に家族連れで賑わっていた。自分が中国に行ったことがなくて偏見でしか物事を見られないときであればおぞましいものを想像していただろうが、客層は東京やシンガポールと大差なく、みんな礼儀正しく普通に楽しんでいた。
一番インパクトあったのはこれ。
虎に襲撃してもらう権利 50元 pic.twitter.com/o74mMUPM64
— yosuke tanaka (@yosuke__) 2017年4月3日
その後向かったのは電気街。ドローンコーナーがあったが、品揃えは全然物足りないので、買う人はオンラインで買うのだろうと感じた。
こういう情報誌みたいなのがある。
パチモンくさい全天球カメラやFidget cubeもどきもある。
Fidget cubeもどきが進化して、Fidget dodecahedron(と呼べばいいのかな、ともかく正12面体)になっていた。こういう変貌を遂げるのが面白い。
加速世界深圳と言い出したのは、SEGでこれを見たのがきっかけ。アクセルワールドのニューロリンカーに見えたし、アクセルワールドの中国語版は加速世界という名前で売り出しているみたいなので、深圳のスピード感と加速世界という言葉が重なった。実際のところ、外から加速している世界を観測する構図としては、どちらかというとSAOのアリシゼーション編の方がイメージに近い。
ちなみにこれはペルチェ素子で首を冷やしたり温めたりすることにより体感温度を調節する機械で、首に巻くと金属でひんやりした。
华强北はレジャーランドとして面白いけれども、コンシューマ向けのものを買うならオンラインで買ったり、正規店で買うほうが良い。小米之店という小米の正規店っぽいものが電気街に複数あるが全部偽物で、本物は一駅離れた科学館駅近くのイオンが入っているショッピングモールにある。
安くて楽しいIoT家電がたくさん売っているのでたくさん買ってしまった。西側世界のクレジットカードは受け付けていないので、現金やalipay、wechat paymentなどを用意する必要がある。そして、ニコ技深圳観察会の前夜祭に行った。
それからまたクラフトビールを飲みに行った。
深圳で最も大きなクラフトビール醸造所だそうで、大量に作っている。
たくさんタップがあるのも嬉しい。
タンクが2種類ある。炭酸ガスだけでなく、窒素ガスも使っているのだろうか。
時々当たり外れもあるけれども、様々な種類を楽しめるこういうセットはとてもありがたい。
そんなわけで、白石洲のクラフトビールとは違った良さがここにはあった。