Rimoとかはてなとか

先日Rimoの中の人の話を聞く機会があった。
higeponさんのブックマークを見ている自分としては、
大体読んだことある内容だったので、
面白かったけどそこまで新鮮には感じなかった。
はてなもずいぶん変わってきたなあと思った。


日本人にはBlogより日記」、はてなの人気に迫る - CNET Japan
http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000055954,20053530,00.htm
この記事が出て二日後の2003年4月13日。
この記事を読んだ僕は、はてなに登録してはてなダイアリーを始めた。
大学四年生(関西では4回生)になってすぐ。まだ携帯電話を持ってなかった。


使い始めた理由としては、まさにそういうものを探してたから。
それまでHTMLで書いたり、CGIを使ったり、無料ホームページを使ったり
していたけど、2年くらい書くうちに「コンテンツに集中すべき」と思った。
大切なのは文章であって、デザインは最低限読みやすければいい、と。
インストールなしで、シンプルで、使いやすいもの。それがはてなにあった。
もう一つ理由がある。このインタビューに非常に共感したことだ。

メディア的なサービスよりも、もっと身近な関係を豊かにするサービスを実現したい。「人は一人では生きられない」と思うので、その大きな命題を解決するほうが現実的だと思っています。

この部分だけじゃないけど。近藤さんの言葉一つ一つが非常に心に響いた。
よく考えて、言葉を選んでいる気がする。言葉に非常に重みを感じた。


はてなブックマークがリリースされたときは、すぐ使い始めた。
はてなアイデアには参加してないけど、アイデアミーティング
ポッドキャストは大体聞いてた。kiyoheroくんが選んできたアイデアを
いろいろと議論しているのを聞くと、非常にはてなが身近に感じられた。
ユーザーが喜んでこき使われるはてな。そんなのが好きだった。
とんがってて取っ付きにくいけど、使えばすごいやつ。


テレビ等を使った受信型のシステム、ネットを使った発信型のシステム
初期の頃はこの2つだったけど、人気のなんとかとかいい始めて
ネットを使った受信型のシステムってのが出てきたように思う。
ネットのマスコミと読んでもいいかもしれない。期待してたのはそんなのじゃない。
だらだらしたいならテレビでも見てればいいじゃないかと思う。
世の中だらだらしたい人が多いだろうから、そういうのをターゲットに
した方が儲かるんだろうけど、そんなのつまんない。

私は「初心者はいつまでも初心者ではなく、いつまでもその立場に甘んじているべきでもない」という理由で初心者に媚びることを拒否します。初心者向けの言語が存在してはいけない理由はありませんが、少なくともRubyの目指すポジションは「Rubyに十分に慣れた人が最高のパワーを発揮できる道具」です。自転車屋に行けば自転車にまだ乗れない人のために補助輪の付いた自転車を買うこともできますが、万人にそれが必要なわけではありません。私が乗りたいのは軽快に走れる自転車で、初心者に優しい補助輪付き自転車ではないからです。

http://slashdot.jp/developers/article.pl?sid=03/03/14/0258247

はてなが目指しているのってこういう方向かと思ってたけど、違うのかな。


自分は単に近藤さんのファンだっただけなのかもしれない。
はてなが近藤さんだけの会社じゃないってことをアピールしようとして
近藤さんのカラーを消していこうとしているんだろうけど、
それにともなってはてなに対する愛着みたいなのもなくなっていったから。
まあ時代が変わったんだな。会社が大きくなって、ユーザーも増えて
いろいろと日和ったこともしなくちゃいけなくなったんだな。
ユーザー増やし過ぎだよ。あんなにくだらないコメントつけられるほど
ユーザー数を増やす必要なんてないのになあと思う。
「へんな会社」のつくり方
http://d.hatena.ne.jp/pho/20060320/1142849442
本も読んだし、インタビューのポッドキャストもいくつか聞いたことあるから
自分は、短い言葉でもコンテキストから何となく分かる気がするけど、
いきなり最近の短い言葉ばっかり読んでも意味不明だろうな。
少しでも気持ちに余裕があるなら、2、3記事を読んでみて欲しい。
http://blog.japan.cnet.com/kondo/archives/002209.html
どうせはてな村の住人で、近藤信者の発言だから気にしなくてもいいけど。