2014-01-01から1年間の記事一覧

スコーンを焼いた

とある事情でオーブンを家で預かっていて、せっかくだから有効活用したいと思っていた。そんなときにこんなレシピを見つけた。 「ティム・オライリーのスコーンのレシピ」 いやいや、スコーンまでティム・オライリーに頼らんでもと思ったけど、実に合理的で…

クアラルンプールに行ってきた 二日目

マレーシアといえば錫(スズ)で知られている。そんな中学・高校で得た知識を確かめに行くのは、旅行の醍醐味の一つだ。そんなわけでロイヤル・セランゴールに行ってきた。 入口付近にあるのは世界最大のピューターのビールジョッキ。今回の旅行まで知らなか…

クアラルンプールに行ってきた 初日

誰に聞いても何もないとかシンガポールと一緒とか治安が悪いとか散々な評判のクアラルンプール。研修の前に時間があったので観光してきた。 Air AsiaなのでついたのはKLIA2という新しいターミナル。広くて殺風景な空港で、着陸してから入国審査までひたすら…

裁判所に行ってきた

日本からのお客さんがシンガポールの裁判所を見学したいということなので、それについて行ってきた。前の職場の隣なので場所はよく知っていたが、入るのは初めて。 Supreme Court: Home 建物の名前はSupreme Court(最高裁判所)なのだが、この中にHigh Cour…

ヨーグルトメーカーがやってきた

もう20年くらい日常的にヨーグルトを食べていて、牛乳があれば自分で作れるという話は聞いたことがあったけれども、結局いつも買ってくるのでこれまで自分で作ったことはなかった。 高温多湿なシンガポールに適しているものってなんだろうかと考えたとき、発…

年寄りがダメな世界で頑張ること

『ウェブ時代をゆく』という本で、養老孟司氏のこんな言葉が紹介されている。 『時代というものがあって、いまの時代は年寄りが威張る。そのつもりはなくても、生きている以上、ジャマになるのは仕方ない。そんな時代に若い人はどうすればいいか。いちばんま…

ビンタン島に行ってきた

8月に転職して、10月に弁理士試験を2科目受けて、社員旅行でビンタン島に行ってきた。来年2月まで6ヶ月間試用期間であり、試用期間中のものは社員旅行に連れて行かないと明記されていたが、ルールというのはよくわからない。いずれにせよ1泊2日のビンタン…

ホームベーカリーがやってきた

前からずっと気になっていたアイテム、それがホームベーカリー。 パン屋でパンを選ぶのも好きなのだが、家で作ってみたいと思っていた。 大量にできてしまうとか、高いとか、変圧器がいるとか、いろいろ理由をつけて これまで買わずに済ませていたが、条件が…

ロボットの時代〔決定版〕

この本も短編集なのだが、著者自身のコメントがそれぞれについていてむしろそこに価値があるような気がする。 そしてSFの主なプロットの一つはロボットの創造であり―これらはたいてい鉄でできた魂も感情もない創造物として描かれた。ここでもフランケンシュ…

われはロボット〔決定版〕

ロボットと言えばアイザック・アシモフのロボット工学の三原則が知られているが、そういえばアシモフの著作を読んだことがなかった。軽い気持ちで読んでみたら、これがまた面白くて面白くて、何度バスや電車を降り損ねそうになったことか。 「ロボット兵士の…

ロボット(岩波文庫)

今読んでいるロボット兵士の戦争という本がとてもとても面白いので、ロボットが気になりはじめた。そんなわけで「ロボット」という言葉が最初に出てきたカレル・チャペック(チェコの作家)の戯曲を読んでみた。 「人間を十年もかけて作るなんてナンセンス。…

不戦無敵の影殺師

shiumachi氏が面白いというので1巻を読んでみた。面白かったので2巻も読んだ。 「自分の強さ」を証明したい、でも「強い」だけでは食べていけない。こうした異能力者が抱える悩みに対し、本巻ではまだきれいな解決策を出せていません。 異能力者が抱える承認…

ゾンビ特許

某所より課題記事が出ていたので読んでみた。 Free exchange: Zombie patents | The Economist 特許により独占的に薬を販売していた製薬会社が、特許期限満了間近に取れる対策は3つあるとこの記事は言う。 マーケティングを頑張って、売り上げを維持しようと…

めしぶろぐ@アルメニア

最後はいつものようにめしぶろぐ。 ギリシャ風サラダ。トマトとチーズがとても美味しい。 ジャガイモと鶏肉。ちょっと肉の塩味がきつかった。 ケバブ。これまた食べたい。 トマトスープ。トマトが美味しいので当然トマトスープも。 こういう食卓が質素だけど…

アルメニア・ゲガルド修道院

エレバンから日帰り観光ということで、エレバン近郊のゲガルド修道院に行く。その途中で見晴らしのいいところに立ち寄って、ようやく見えたアララト山。 ずっと天気がいまいちだったのだが、この日はよく晴れていた。そしてゲガルド修道院に着いた。ここの建…

AmazonのFire phoneに提供するものと得られるもの

何かを提供して何かを受け取るというのはよくある話。電話帳情報を提供してLINEを無料で使うし、コンテンツ内広告を許可することでGmailを無料で使う。Amazonの新しい携帯電話でもそうなんだろうと思った。 速報:アマゾン Fire Phone 発表。4.7型HD液晶、視…

アルメニア・ノラヴァンク修道院

ゴリスを出発し、エレバン方面に向かう。途中で立ち寄ったのはアルメニアのストーンヘンジと呼ばれるゾォラツ・カレール。 ずっと遠くまで見渡せる場所に雑然と転がっている石。不思議と綺麗な孔があいているものが多い。なんのためにこんな孔をあけたのかは…

アルメニア・タテフ修道院

この日は、セヴァン湖を見ながら南下した。そしてハチュカル(十字架の碑)墓地。 どこの教会に行ってもたくさんハチュカルがあって、どれもなかなか個性的で面白いのだが、これだけたくさんあると壮観だった。その後峠に近づくにつれて、天候が悪化してきた…

アルメニア・ハフパットからツァグカゾール

あいにく曇っていて、夜空に星はほとんど見えなかったが、朝の宿からの眺めが素晴らしかった。 途中まで前の日に来た道を戻り、その後東へ。こんな景色が広がっていた。 ロシア・コサックが作った村らしい。やはりこの国は景色が素晴らしい。そしてたどり着…

アルメニア・アシュタラクからハフパットへ

ここからは、エレバンを少し離れてアルメニアを北へ南へ3泊4日の旅となる。ガイドも運転手も一緒。地方だと食事を探すのも大変だろうということで、この3泊4日の食事は全部付いている。 最初に行ったのはアシュタラクというエレバン北西22キロの町。カルム…

アルメニア・エチミアジン大聖堂

アルメニアって何があるのとよく聞かれる。そこで古い教会とか修道院がたくさんあって、世界で最初にキリスト教を国教とした国というと大体納得してもらえる。そんな古い教会の中でも、最も古い方に属するエチミアジン大聖堂は、エレバン近郊にある。到着し…

アルメニア・エレバン市内観光

日本のパスポートだと、アルメニアに入国するのにビザが必要である。事前に大使館等に行かなくても、着いた空港で取得可能だ。米ドルをアルメニアドラムに両替して、書類を記入して、支払いをして、パスポートにビザを貼ってもらった。書類に顔写真を貼ると…

アルメニア旅行・準備編

そもそものきっかけは何かの勘違いだったと思う。ともかく、アルメニアというキーワードから写真を見てみたり、歴史を見てみたりすると、なにやら面白そうということで行くことにした。 でもどうやって行けばいいだろうか、というのが次の疑問。格安航空券検…

宮大工と歩く千年の古寺

宮大工というのは、国語の教科書で西岡常一という名前を見かけたくらいで全然知らないのだが、なんとなく面白そうだと思って買った本。読んだ後、困ったことにこれらの寺に行きたくなってしまった。しばらく日本に行く予定はないのだが。 私は宮大工です。縁…

機内誌を読むのが楽しい

小さい頃から毎年何かしら飛行機に乗る機会があり、年を経る毎にその回数が増えている気がしないでもない。そんなわけで機内誌を目にする機会も少なくない。毒にも薬にもならないさらっと読めるエッセイがたくさん載っているあれだ。旅エッセイが多いのが特…

機内であまちゃんを見た

朝5時半に起きて6時に家を出た。タクシーで30分で空港到着。JALのカウンターで荷物を預けた。スーツケースは19.8kg。出国して買いものをしてセキュリティチェックを過ぎて搭乗。 ボーイング767で座席は2-3-2。後方の座席にしたところ隣が空いていたので案外…

村上ラヂオ

村上春樹の作品を最初に読んだのは、小学生の頃だったように思う。羊男のクリスマスという絵本だ。モコモコした着ぐるみのようなものを着た男がドーナツを手にしている絵が印象的だった。 そして中学生・高校生の頃に村上朝日堂などのエッセイを読んだ。小説…

Invention Analysis and Claiming イントロ

この本を買った。会社にあったけど第2版が出てたので。 Invention Analysis and Claiming: A Patent Lawyer's Guide 作者: Ronald D. Slusky 出版社/メーカー: Amer Bar Assn 発売日: 2013/10/07 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 発明…

軍事とロジスティクス

江畑謙介氏といえば、データに基づく的確な解説をする軍事評論家という印象が強い。そんな人が書いた本なら面白いだろうと思って読んでみた。 「ロジスティクス」をオックスフォード辞典で調べると、「多くの人間と装備(装置)が関与する場合に、複雑な作戦…

世界の測量 ガウスとフンボルトの物語

買ったきっかけは、この書評だったような気がする。 http://www.ringolab.com/note/daiya/2008/07/post-804.html 率直な感想として、ガウスがすごく汚らしく描写されているのが気になった。実際にそうだったのかもしれないけれども、序盤から読んでいて不快…