2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

オープンソースとサイエンスコモンズ

先日のイベントでは、オープンアクセスでも広義のオープンアクセス、すなわち学術情報への自由なアクセス全般について触れられていて、オープンデータの話もいろいろ聞けたのでよかった。研究データをオープンにしてもらうのが大変という話を聞いていると、…

Open Access “Friday, Night and SHINYA” 2009

オープンアクセス週間を締めくくるイベントに行ってきた。 セッション-1 「オープン・アクセスとは何か」 スピーカー: 倉田 敬子(慶應義塾大学, 文学部 人文社会学科 図書館・情報学専攻 教授) セッション-2「eScienceとしての材料研究リポジトリ“NIMS eSciD…

ボトムズ@赤レンガ倉庫

先日、ボトムズのスコープドッグなるものが横浜で見られるということで、見てきた。 横はオクトーバーフェストで大混雑。 ビールでも飲んで帰ろうかと思っていたけれども、諦めてそのまま帰宅。 実物を見て良かったと思ったのは、制作者の ガンダムの操縦者…

リーナス@溜池山王

モンティパイソン休暇、台風休暇に続いて、リーナス休暇を取った。linuxという途方もないもののきっかけを作った人が東京に来るなら、是非見ておかないとと思ったので。 Linus Torvalds&Jim Zemlin まずJim Zemlin氏が登壇して、いろいろ数字を挙げながら説…

シティボーイズに見る労力と価値

最近いくつかモンティパイソンのスケッチを見た影響だと思うが、ずいぶん前に買ったシティボーイズのDVDを見たくなったので見てみた。 シティボーイズDVD-BOX RETROSPECTIVE-CITYBOYS LIVE! [BOX1] ここに出てくる「自己破産の日」というやつが特に面白かっ…

コンテンツはフリーであるか、あたかもフリーであるかのようになるべき

自分が知的財産(intellectual property)に関わる仕事をしているからかもしれないが、先日古い雑誌を整理していて、Esther Dyson氏のこの言葉にひっかかった。 From the business point of view--not to overstate it--intellectual property is dead; long…

分析を自分自身の問題に当てはめる

本を読んで分析力が重要だということがわかっても、それを活用しないと意味がない。読んで楽しいのも重要なことだが、これに関してはもう一歩進ませてみよう。現在の自分がある程度優位に立てそうな分野は医療機器と特許であり、これらに分析を絡めると、い…

Face value : Iliad's warriorについて

先月のThe EconomistのFace valueにフランスの通信会社Iliadの創業者が取り上げられていたのだが、記事のタイトル"Iliad's warrior"の意図が正直言ってよくわからなかった。 http://www.economist.com/people/displaystory.cfm?story_id=14402214 ホメロスの…

分析力を武器とする企業

以前「その数学が戦略を決める」という本を紹介したのだが、 http://d.hatena.ne.jp/pho/20080126/1201354040http://d.hatena.ne.jp/pho/20080126/1201362046 これと似た感じで面白いということで、一冊の本を借りた。 分析力を武器とする企業 強さを支える…