京都のクラフトビール

自分が住む場所でどこに行けば美味しい酒が飲めるのかを知ることはとても大切だ。そんな大切な情報を他人に委ねるのは論外なので、自分で一次情報を入手するのは当然のことである。

ウッドミルブルワリー https://woodmill-brewery.kyoto/

今出川あたりの住宅地の中にタップルームがある。広いガレージみたいな雰囲気でけっこう座席数があり、食べ物も売っている。はっさくホワイトなどなかなかユニークで美味しいものもあり、色々イベントにも出店しているので飲める機会は多い。

京都醸造 https://kyotobrewing.com/

十条駅から西に行くと住宅地の中にある。週末など空いている日・時間帯が限られているので、事前の確認は必須。キッチンカーが来ているときは食べ物もある。種類は多くクオリティも高い。缶もたくさん出しているのでそちらの方が有名かもしれない。最近では成城石井でも取り扱っている。

西陣麦酒 https://nishijin-beer.com/

今は醸造所で飲むことができないが、わりとイベントに出てくるので飲める機会は比較的多い。醸造所の近くのかまぼこ屋でも時折出店している。なかなかユニークなのもあり、安定して美味しい。

一乗寺ブリュワリー https://kyoto-ichijoji-brewery.com/

錦小路の近くにBeer Pub ICHI-YAという一乗寺ブリュワリーがプロデュースした店がある。中心部なので結構混雑しているが、座席を確保できれば、いろんな種類のビールを飲むことができる。番号を指定して3つ選んで飲んだように思う。

京都ビアラボ https://kyotobeerlab.stores.jp/

京阪七条の駅から西へ鴨川を越えて、高瀬川のところで北上して少し歩いたところにある店。自分が行ったときはメキシコ系の料理が出てきた。中で飲んでもいいし、外で飲んでもいいし、中心部から少し離れているのでそこまで混んでなくて、とても雰囲気が良い。ビールもちゃんと美味しい。

京都麦酒 https://kizakura.co.jp/restaurant/country/index.html

京都醸造を名前が似ているが全く別物で、こちらは黄桜がやっている。海外でワイナリーがビールを作っている例はあまり見かけないが、日本の酒蔵がビールが作る例はここだけではないと思う。日本では酒類製造免許が最大のハードルになっていて、酒蔵にとってビール作りはそこまでハードル高くないのだろうかと思ったりしている。ちなみにこのビールは伏見の黄桜の店でも飲めるが、京都駅でも扱っているし、新幹線のホームの売店にすら置いているので非常に入手しやすいはず。

スプリングバレー https://www.springvalleybrewery.jp/pub/kyoto/

大手がやっているクラフトビールということで、スプリングバレーも存在感があると言えそう。クラフトビールにパンクな精神を求めていないと言えば嘘になるが、いろんなビールが出てくることは単純にいいことだと思う。この店だが、一言で言えばやることにそつがない。錦市場富小路通を上った場所というロケーションの良さに加えて、良い感じの町屋風の建物であり、広々としていてグループも大歓迎と言う感じである。ビールに合わせたペアリングメニューもあり、京都っぽいものも食べられる。そしてビールもちゃんと美味しいので実にそつがない。

丹後テーブル https://www.kyoto-nishiki.or.jp/stores/tango/

京都府北部のクラフトビールをまとめて飲める店。錦市場の中にあり、二階にいくつか席があって他の店で買った食べ物を持ち込める。ビールの印象はあまり残っていない。

参考:家守堂 https://yamorido.jp/

伏見にある店でなかなか良さげなのだが、タイミングが悪く混雑していて入店できなかった。ぜひ飲んでみたいと思っているが、まだ飲んでいないので参考とした。

利便性と店の雰囲気のビールのクオリティを総合的に見たとき、京都ビアラボが気軽に行ける店として個人的にベスト。高瀬川沿いの雰囲気もあって加点してしまう。