キルケニーのB&Bに泊まった。宿も朝食も可もなく不可もなく。
宿の近くにあったSt Canice's Cathedralに行ってみた。
通りすがりの人にキルケニーに来てくれてありがとうみたいなことを言われて、なんか自然にフレンドリーだなと思った。そしてSmithwick'sの醸造所見学。
正直この後で行ったダブリンのギネス見学よりもこちらの方がずっと良かった。こじんまりとしていて、丁寧に説明してくれるから。
やはり現地で作っている人から説明を聞くのが良い。
熱っぽく語られると、それだけでファンになってしまう。
最後はもちろん試飲。雰囲気もあるんだろうけど、当然のことながら美味しい。
あまり時間がなかったので、次なる目的地のCorkへ向かう。直行のバスはなかったのでWaterfordというところで乗り換えた。乗り換えの際に少し時間があったので、バスターミナルの目の前にあるアイリッシュパブで昼食にした。
Pubs Waterford City, Entertainment Waterford, Dooleys Hotel Waterford
特に飲まない理由がないので飲む。BeamishというのはCorkにある会社のビールで、けっこうヘビーなスタウトだった。
再びバスに乗って、今度は海岸沿いを行く。
CorkについたらJamesonというアイリッシュウイスキーの蒸留所に行こうと思っていたが、Corkからけっこう離れていて、今乗っているバスの通り道にあると知る。SIMカードって便利だな。そんなわけで大きなバックパックを背負って途中下車してJamesonの蒸留所に向かった。
呑んだくれが群れていた。この日最後の見学ツアーにギリギリ間に合った。少し映像を見た後に敷地内を見学。麦を潰すのに巨大な水車を使っていたんだとか。
なんというかとても楽しかった。
巨大なものは見ているだけでワクワクする。
ちなみにこんな風に見学してるけど、ウイスキーほとんど飲んだことなくて、アルコール度数高すぎて苦手とこの時思っている。別にウイスキー好きでもないけれども、旅行が好きだと気軽にいろんなところに行ってしまう。
こういうところで勉強するのも楽しそうと思ったりしながらテイスティングタイム突入。
スコッチやアメリカのジャックダニエルと飲み比べてみると、アイリッシュウイスキーが全然スモーキーじゃないというのがよくわかった。クセが強くないので、ウイスキー初心者でもとても飲みやすい。アルコール度数は高いけどきちんと味わえる感じがする。やはり作っているところで飲むのがいい。ジンジャーエールとライムを入れてみると、また違った楽しみ方ができる。
一通り見学して満足したところでCorkに向かうことにした。その前にバス停の近くのパブで軽く食べた。
この辺のビールということでMurphy'sなるものを注文。
これもなかなかヘビーなスタウト。ほろ酔い気分でCorkについて、宿にチェックインして、観光もせずに寝た。ひたすら移動してひたすら呑んだくれた一日。