映画「earth(アース)」を見てきた

このへんの影響を受けて、ひさびさに映画を見てみた。vivaクチコミ。
http://kexi.blog101.fc2.com/blog-entry-38.htmlhttp://d.hatena.ne.jp/marqs/20080213/p1http://d.hatena.ne.jp/shiumachi/20080216/1203112800http://d.hatena.ne.jp/mimofuu/20080224#1203808645
率直に言って、スケールの大きさに圧倒された。
いいとこ取りというか、ダイジェストというか、
惜しげもなく見せてくれるのが素晴らしい。
さりげなく良い音楽が流れてて、BBCいい仕事してる。


穴から這い出るシロクマとか、鳥のダンスとか、
追いかけるオオカミとか、象とライオンの休戦協定とかを見て
普段文字情報ばかり見てるけど、映像ってすごいと思ったし、
世の中自分の知らないことばかりで、自分の存在の小ささを痛感させられる。
いかに自分が恵まれたぬるい環境にいるのかってことも。


あと群れについて考えさせられた。すごい群れてたから。
人間が群れてたら、じめじめしてて気持ち悪いとか思うけど、
渡り鳥もセイウチも象も鹿も魚もみんな生きるために群れてたな。
天敵から狙われないため、道に迷わないため、実に切実だ。
人間も一人では生きていけないなあ、と何となく思った。


時の流れもちょっと考えさせられた。
季節の移り変わり、植物の成長をかなりのスピードでやってて
早送りしてるな、と最初思ったんだけど、正確には
自分の時間感覚よりも速くしているというだけのこと。
そういうスピードで感じている動物もいるのかもしれない。
自分の時間感覚なんて相対的なものに過ぎない気がした。


地球温暖化については、シロクマ死ねばいいんじゃない?
って思った。単にそれが自然淘汰なわけで、環境に適してなかっただけ。
シロクマという天敵がいなくなって喜ぶ種もいるわけで、
あちら立てればこちらが立たずということじゃないかな。
温暖化関連の団体のリクエストか何か知らないけど、
ここでは「余計なもの」という気がした。


というわけで、空、森、砂漠、海、雪山、草原など
地球の様々な場所の躍動感あふれる映像がダイジェストで見られる
この映画はおすすめである。UK-JAPAN2008公認イベント。
http://earth.gyao.jp/