空港から市内へは考えるのが面倒になったのでCATという鉄道路線を使った。
宿はWestbahnhofという駅のそば。路線図をみれば地下鉄で行けるのはわかる。切符売り場はあるけれども改札口はなく、その代わり切符のvalidationみたいな機械はある。もちろん始めてくる場所で土地勘はないし前提知識もないけど、類推して一つ一つこなしていくプロセスはとても楽しい。というか既に知っている場所は退屈だ。
ちなみに今回泊まったのはここ。専用シャワートイレ付きシングル1泊40ユーロで8泊した。受付と部屋が数駅離れていたり、部屋のものはミニマムだったけど、無線LANもついてたし特に不満はなかった。
まだチェックインできなかったので、荷物を預けて、SIMカードを買いに行った。宿の受付のWiFiで近くのT-mobileを確認して、そこまで歩いていった。15ユーロで10GB。特に設定も要らず、すぐに使えてとても快適。
また、シェアサイクルのようなものを見かけた。
すぐにアプリを入れて試そうとしたが、同じ場所に返さないといけないしすごく高かったので結局使っていない。
とりあえずビール飲むかと思ってカフェで注文。軽いラガーが多い印象。
ヨーロッパに行ったらアイスクリーム食べないとという謎の義務感からアイスも食べた。カラッとした空気で強い日差しの中、アイスを食べながら散歩するのはとても気持ち良い。歩きながら食べるのが良い。
今回大して下調べをしていないが、ザッハトルテだけは食べようと思ってた。そんなわけでホテル・ザッハーへ。生クリームが甘くなくてさらっとしてるのが良い。もちろんザッハトルテも美味しい。
ウィーンだけにウィンナーコーヒーを頼んでも良かったが、ザッハコーヒーなるものがあったのでそっちにしてみた。少しリキュールが入っていてアイリッシュコーヒーに近い。
バベルの塔が見たくなったので 美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)へ行った。
ここはコレクションもすごかったが、建物自体のインパクトがとても強い。
バベルの塔の中を歩いて回れるVRゲームってないのかなと考えたりした。
宗教とVRって既に組み合わせとしてありそうだなとか思ったり、
こんな世界にあたかも自分がいるかのような体験ができるのがVRじゃないかなと思ったり。
美術館の見せ方ってVRの中だったらこういう形にとらわれる必要はないだろうなと思ったり。
こういうレリーフの3Dモデリングをステレオカメラで手軽にできないかなと思ったり。
美術館に限った話ではないが、価値があるのは提供される情報じゃなくて、それを受け手がどう処理して何を感じたかなんだろうなと改めて思った。
外を歩いていると別のタイプのシェアサイクルを見つけた。
電話ボックスみたいな端末で支払いを済ませて使い始める旧タイプ。
やはり乗り捨てできないものは使う気がしなくなってしまった。
DEMELがあったので入ってみたが、混雑しててごちゃごちゃしてたのでそのまま出てきた。
ワインバーがあったので入ってみた。
品揃えも雰囲気もすごくいいけどなんか落ち着かなくて、自分はぶどう畑の横でワイン飲む方が好きだなと思ったりした。そっちの方がよほど贅沢なんだろうけど。
クラフトビールも飲みたくなったのでそんな店に行ってみた。google map便利。
こっちの方がなんか落ち着く。たくさんのクラフトビールから4種類選んで少しずつ飲めるのが良い。
別にガブガブお酒が飲みたいんじゃなくて、美味しいものをちょっとずつ飲みたいだけなのである。