医療行為

特許法の本を読んでいるのだが、なかなか新しい発見があっておもしろい。
特許とはそもそも産業を発達させるためにあるもので、全てがその原則に
のっとっているかどうかを基準に判断しているそうだ。
コピーされたものを放置すると誰も新たにものをつくる気が起きなくなり
産業の停滞につながるから取り締まるとかまあそんな感じ。


しかし、レントゲン写真の撮り方やいろいろと治療するのは
特許としては認められないそうだ。それは医師がいちいち特許を
侵害しているかどうか判断しないと何もできないとしたら
国民にとって不利益だからということらしい。
「特許法が国民にそんな不利益を強いるはずがない」みたいな
書き方がなされていてなかなか面白かった。
まだ入門書の一冊目だけど、興味を持って楽しくやれるなら
非常にいいことなんじゃないだろうか。
まあ、さっさと研究会の資料をつくらないといけないんだけど。