こちらに来てから購読再開したThe Economistには、年に4回Technology Quarterlyというテクノロジー分野の特集記事が掲載されている。全24ページ、15記事、珍しくまともに全部読んだので紹介することにする。というか1日3記事ずつecotaiブログで書いていてさきほど最後の記事を紹介したので、こっちにも書いてみた。
Memory upgrade(犯人の人相書きの進化)An online medic(緊急時の医療)A suit that can sing and hear(歌えるけど踊れないスーツ)Powering up(ジェットエンジン革命)Gently does it(究極の燃費追求)Ruses to cut printing costs(孔空きフォントでインクを節約)correct me if I'm wrong(音声認識の向上)Fast-track testing(磁気浮上の意外な使い道)Schrödinger's cat and mouse(量子暗号の実用上の弱点)Putting your money where your mouse is(みんなのお金を集めよう)Untangling the social web(ソーシャルウェブを解きほぐす)Hot rocks and high hopes(地熱発電最前線)How to rewire the nervous system(ロボコップへの第一歩)Power to the people(エネルギーをみんなのもとへ)The virtual curmudgeon(VRの先駆者Jaron Lanier)
まとめて読みたい人はこちら。http://ecotai.g.hatena.ne.jp/pho/20100909
個人的に気に入っている理由の一つは、技術のための技術ではなくて、それをどのように役立てようかという視点がどの記事にも必ず入っていることである。世の中でどんなに面白いことが起きているのか、どこ考え方が別のところに応用できそうか、共通する問題は何なのか、などなどいろいろと次につながりそうな刺激的な話が多いのがありがたい。肝心なのは、読んだ後に自分が何をするかだな。今関心あることに近いのは、kickstarterも出てたPutting your money where your mouse isとPower to the people。トリガーになり得るものは、けっこういろんなところに転がっていると思う。