今出席している講義の一つがこのMarketing of Hight- Technology Products and Innovations. 元コンサルで、その後会社を立ち上げて、今大学のセンセイをしてる人が講師。週に2回MBAで講義をして、2回MOTでも講義をしているそうだ。使っている教科書はこれ。
Marketing of High-Technology Products and Innovations.
- 作者: Jakki J. Mohr
- 出版社/メーカー: Pearson Custom Publishing
- 発売日: 2010/04
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
通常のマーケティングとハイテクなプロダクトのマーケティングはどう違うのか、そもそもマーケティングとは何か、具体的にどうするのか、について掘り下げていく模様。メインになるのはプロジェクトである。グループの中の一人が勤めている会社の実際の製品やサービスのマーケティングを行う。だいたいR&D部門の人がパートタイムで受講しているコースなので、マーケティング部門の人と話して情報を持ってきてねということらしい。その会社のマーケティングの人に実際に来てもらうということもあるそうだ。というわけでかなり実践的。既にどの会社のどの製品にするかは決まっていて、macro environmentとmicro environmentで分けて、分担して調べてこようというフェーズになっている。こうやってグループで作業すると友人を作りやすいな。
グループワークの他に個人での作業もある。ケーススタディだ。教科書や授業の例を参考にして、別の会社について分析してみようというものだ。フレームワークというのは、頼りすぎてはいけないものだけど、取っ掛かりとして非常に役に立つ。フレームワークに振り回されるのではなく、うまく活用していくのが大事なんだと思った。
別に法律がやりたくてシンガポールに来たわけではない。どっちかというとこっちのほうがメインだ。でも講義内容だけなら、たぶん東大や東工大のMOTのコースとそんなに変わらないと思う。プロジェクトメンバーの多様性、プロジェクト自体が違うかもしれない。あと、英語か。英語だからどうだというのをあまり感じなくなってきたのは収穫かもしれない。仕事を辞めたことで気持ちの上で自由になったこともあるし、もともと海外で勉強したかったし、いろんな人に会って今楽しく遊んでいるし、特に何も言うことはない。いろんなことに対して抵抗が薄らいだこと、選択肢ってのはいろいろあるんだと知れたこと、考えるのと実際にやってみるのはぜんぜん違うんだと実感できたこと、などなど言い出せばきりがない。とりあえず継続あるのみだ。