強引なスケジュール

それじゃあ少しずつ書いていこうか。とりあえず思ったのは、
「金さえ出せばなんとかなる」ということ。全然予約しなくても
わりとスムーズに快適に旅行ができたのはお金の力のおかげだろう。
あと「世界は全然フラットじゃない」とも感じた。
ネットインフラ以前に普通のインフラだって怪しいよ。


ざっくり今回どういうことをしてきたかというと
9月1日、夕方6時半くらいまで仕事。
2日、昼12時成田発。夜9時頃デリー着、渋滞に巻き込まれて12時宿着(デリー泊)
3日、デリーを軽く見て、夜行列車で14時間かけてアーンダバッドへ。(車中泊)
4日、アーンダバッドからバスで5時間かけてパリダナへ。
夕方シャトルンジャヤ山まで下見をかねて歩く。(パリダナ泊)
5日、朝宿から4キロくらい歩いて、その後3700段くらい階段を上って
ジャイナ教の山岳寺院シャトルンジャヤを見学。ここの観光客は週に2人程度。
昼にバスで(90分)バーンナガーへ行き、飛行機で(45分)ムンバイへ。
空港からローカル線でターミナルの駅まで行って、夜行列車で7時間半(車中泊)
6日、朝4時半頃オーランガバッド到着。宿を見つけて荷物を置いて仮眠を取る。
朝9時半からエローラ石窟寺院のツアーに参加。(オーランガバッド泊)
7日、朝8時半からアジャンター石窟寺院のツアーに参加。夜サーカスを見る。
夜10時頃のバスでムンバイへ(車中泊)
8日、朝7時ムンバイ着。少し海を見る。軽く買い物をして、空港へ。
飛行機でデリーまで2時間程度。デリーから列車でアーグラまで3時間半程度(アーグラ泊)
9日、朝7時タージ・マハルを見に行く。それからアーグラ城を見に行く。
荷物を取りに宿に戻って、午前11時くらいに駅到着。列車が1時まで来なかった。
3時間くらいでつくと思ってたのに5時間以上かかって、6時過ぎにデリー着。
オートリクシャ(三輪の原付みたいなの)で空港まで急いでもらって、
7時40分頃空港到着。飛行機の出発時刻は8時50分だったので、かなり焦った。(機中泊)
10日、8時30分頃成田着。明日から仕事。


行きと帰りの航空券以外は予約なしなのに、ここまで密なスケジュールをこなすことができて
正直自分でも驚いている。あんまり計画を立ててるひまがなかったから、ざっくり行きたい場所を
ピックアップしておいて、行きの飛行機でロンリープラネットを熟読してプランを考えた。
そのわりにはなかなか無駄なくできてる気がする。個人的に5日、6日あたりがかなり凄まじい。
朝登山して、昼バスのって移動して、ついたところで空港まで移動して、切符を買って
飛行機にのって、ローカル列車に乗って、ターミナルから夜行列車に乗る。で、ついてから
すぐにその日のツアーに申し込んで参加してる。これだけのプロセスを初めて来た町で、
ほとんど待ち時間もなく奇跡的なタイミングでこなしているわけだから、かなりおかしい。
健康状態を維持できたことと、移動中にロンリープラネットを頭に叩き込んでたことと、
多少金を出しても時間重視で動いたことと、知らない町でも積極的に動けたことあたりが要因か。
あと見ての通り宿と車中泊が交互になっている。よくこんなので大丈夫だったな。


今回かかった費用は15万くらい。安い航空券が取れなくてデリー往復10万。
現地の費用の大半は交通費じゃないかと思う。宿とか食事はかなり安いから。