ブックマークするときの感覚

2005年2月から淡々とブックマークして3年。リリースされてすぐ使い始めている。
ブックマーク数は2万を超え、タグは200程度に収斂させるようにしてる。
http://b.hatena.ne.jp/pho/
Hatenarマップなるものを見てみたら、sbmというところに居た。
これまでにある程度注目を集めた記事がブックマーク関連だからだろうな。

自分が面白いと思ったものをシェアする。友達がセレクトした記事を読んでみる。世の中の面白いニュースをセレクトしてくれる人を見つけて、あとを追っかける。わずかな労力で、非常に得られるものが大きいと思う。このセレクションというのはものすごく性格が出るものなので、一ヶ月ぐらい友達とブックマークを見せ合ってたら、かなり相手の価値観が理解できると思う。こいつはこういうとこに反応するのか。いまあいつは、その分野でブームが来てるのか。というのがリアルタイムでわかる。話も早い。

第9回 ソーシャルブックマークを活用しよう - technophobia

自分が2ユーザー、3ユーザーあたりでブックマークしたときに、自分より先にブックマークしてる人。
これは、非常に効果的。自分とは別の情報源を持ってる人ってのが重要。

頼りにしているブックマーカー - technophobia

はてブ初期ユーザーですでに11000くらいブックマークしている自分は、日課というか自然にブックマークしているわけだけど、そうじゃない人にとっては面倒な行為かもしれない。最低一日3つくらいはブックマークして欲しいな。ブログなんて書かなくて良いから。ブログはたまにブクマしにくいやつとかまとめとか書けば良いよ。

はてブコミュニケーション - technophobia

読み返してみると、我ながらヘビーなブックマークユーザーだな。


そもそもソーシャルブックマークって、ブラウザのブックマークの延長では
ないんだろうか。ブラウザで一人で抱え込んでいたブックマークを公開したら
他の人からも見ることができて、ちょっと楽しいかも的なものじゃないのかな。
情報というのは別に減るもんじゃないんだから、抱え込まずにオープンにしようよ
ということでやってると勝手に思ってる。抱え込みたい人はどうでもいいけど。
基本的に返答を期待しないつぶやきというか、感想の染みだしだと思ってる。
反応してくれたらそれはそれでうれしいけど、別にプレッシャーをかけない
ゆるさがあるのが、ブックマークのいいところがじゃないかと思っている。


使い方は人それぞれだから、とやかく言うような問題ではないけど、
自分としては、ネガティブな反応はせずに極力スルー、を心がけてるつもり。
だって面倒くさいし、そういうつまらないことするほど暇ではないから。


今注目されているのが何かとか、そういうマスメディア的な側面は、
多少種類が違うけど、別にネットじゃなくても知ることができたと思う。
でも一個人が何に興味を持っているのかということを1対多のメディアとして
手軽に知らせるのは、ネットならではのような気がする。
ダウンロード一辺倒ではなく、アップロードが増えてきて、一人一人が
自分の頭で考えたり感じたりしたことをアウトプットしていくと楽しそう。
ブックマークもそれを支援する道具として存在して欲しいし、個人の力を
empowermentするネットの良さには制限はかけないで欲しいと思ったりする。
ブログと並行して持てるメディアとして、ブックマークは個人的にきわめて重要。
押しつけがましくないマイブームお知らせツールとして、これからも使いたい。