自転車通勤デビュー

2年半前に社会人になって、とにかく満員電車とネクタイが嫌だった。
仕事内容とか、職場の人間関係とか、その辺りは特に不満がなく
有休とか残業とかも不満がないのだが、最初の2つが非常に嫌だった。
幸い「自転車通勤したい」という強い要望に相手が理解を示してくれたので
のんびり走っても片道20分程度という場所に引っ越した。


大学院生の頃はよく自転車に乗ってたなあ、とブログを読み返して思った。

ここ二年くらいかなり積極的に自転車に乗っている気がする。
自転車に乗っているとことさら強調している気がしないでもない。
理由はちゃんとある。本に触発されて、3万くらいのやつを買い、毎日乗る。
ただそれだけだが、乗れば乗るほどいろいろ言いたくなり強調してしまう。

自転車 その1 - technophobia

坂の最初で必死になって立ちこぎをして、途中で疲れ果てて押してるやつを
悠々と後から普通にこいで抜かしていくのが楽しくて仕方ない。

自転車 その2 - technophobia

自転車に乗りはじめてからはバス、電車にほとんど乗らなくなった。
京都市内を移動するなら断然自転車の方が快適で早い。
ひとそれぞれだが、バスや電車を待つという行為を耐えられない人には
自転車がいいと思う。便数が多いわけでもないから待たされて
道路が混んでいるから遅く、しかも金を取られるのものに乗るのは
もはやありえないという状態になってしまった。

自転車 その3 - technophobia

ちょっと時間がかかったけど、そろそろ自転車ライフかな。
通勤する場合にネックになるのは、スーツとか汗とか。
上着は置いてくる、ネクタイは会社で、下着は着替える、雨の日は乗らない。
という感じで何度か乗って行ってみると、案外快適だった。
開かずの踏切があったり、道路の真ん中を走らざるを得なかったり
微妙に坂になってる御殿山があったり、いつもひっかかる信号があったり
とまあいろいろあるけど、何度か走っていくうちになれてきた。
雨ばかりだと悩ましいけど、こればっかりはわからない。

やる気が出るから動くんじゃなくて、
動くからやる気が出るんだった。
やる気が出るまで待ってる場合じゃなかった。

自転車に乗って - technophobia

いろいろ休んでたものもそろそろ再開していこう。