明石散人

今日大学生協で何気なく講談社IN POCKETを読んでいて初めて
明石散人の新刊が発売されていることを知りました。
日本国大崩壊 ISBN4062737337
そもそも12月のIN POCKETを村上春樹の年表が出てるということで
購入して、アカシックファイルを目にしたのがきっかけです。
この衝撃は言葉にし難いものだったです。
これほどまでに明確で説得力のある文は稀だと思います。
それ以来半年も経っていないのにどんどん購入して
講談社文庫13冊中12冊、徳間文庫2冊中1冊の計13冊そろいました。
2冊読んでいる最中であとの11冊は読み終えました。
もう信者といっても過言ではないですが、文句はあります。
ネタがかぶりすぎということです。
何回同じ事を言えば気が済むんだと感じています。


表面だけ見れば天皇崇拝だとか男尊女卑だとか荒唐無稽とか
飛躍しすぎとか煙に巻くテクニックとか怪しいとか
まあいろいろと不満があるとは思いますが
盲目的に信じさせるのではなく読者を試すように
作者が意図的にやってる部分が多々あります。
飛躍に関してはおそらく定義が異なる原因によるものと思われます。
京極夏彦の師匠筋で“知の神”といわれた作者の文章を
一度読んでみることをおすすめします。