ホークス日本一

こんなことを書くとまた「にわか」が、、などと思われそうだが、にわかですらないので安心して欲しい。何しろ10年くらい野球を見てないのだから。今回だって、そろそろ日本シリーズかなと数日前にふと思って検索して、なんか竸ってると知り、今日ネットで5分くらい文字情報で観戦して、ほとんど知らないけど小久保と松中は知ってた。その後twitterのタイムラインで結果を知って、胴上げの写真をみたところだ。率直な感想は、秋山歳とったなー。
小学校低学年の頃から、好きな野球選手といえば秋山だった。西武戦の結果をきちんとチェックしてた。文化放送が聞ける地域っていいなと思っていたし、年に2試合くらい円山球場でやる試合を見に行くこともあった。下敷きとかサインボールとかも入手したような気がする。ダイエーに移籍すると知ったときは驚いたし、複雑な心境だった。一年くらいもやもやしていたが、次第にダイエーの選手の名前を覚えてダイエーファンになった。
一番印象に残っているのは、99年の終盤と日本シリーズ。高校3年生だったがほとんど毎試合見ていたように思う。学校で友達と篠原がまた勝ったなどと話していたのは懐かしい思い出である。そんな頃だった。秋山が松坂から死球を頬に受けたのは。自打球を右目に当てた西武時代のことを思い出さずにはいられなかった。そんな状態なのに特注のヘルメットをかぶって、日本シリーズでは本塁打を放ち、守備でも大活躍だった。
もちろんバック転ホームインのことも覚えている。なんというか見ていて楽しい選手だった。大学に入ってから野球全体に突如として興味を失い、ほとんど関心を示さなくなって今に至る。札幌から京都、東京、そしてシンガポールにやってきて、自分にもいろんなことがあったなあと思うわけだが、あの12年前の日本シリーズでMVPに輝いた秋山が、今監督として日本一になって、胴上げをされていると思うと感慨深い。