明石の天文科学館には長い間来たいと思っていたのだが、ことごとくタイミングが合わなくてずっと来れずにいた。高校の修学旅行できたときも、京都に住んでいて明石まで足を運んだときも、休館日で入れなかった。だからこの日に中に入ることができて、20年分のもやもやした気持ちが解消された。
この東経135度を子午線とする、みたいな人が定めたルールみたいなのは、積み重なった人類の叡智のようなものが感じられるのでとても好きだ。ロンドンのグリニッジ天文台に行ったときもとても感慨深かった。
測量に使った道具なども展示してあって、見ているだけで楽しくなる。
タイミングが合わなくて午前のプラネタリウムが見られなかったので、山陽電鉄で江井ヶ島まで行くことにした。このあたりは江戸時代には非常に多く酒蔵があったそうだ。その頃からまだ続いている太陽酒造は江井ヶ島駅から近い。
試飲や見学は蔵開きの日にできるとのこと。海外から来たというと、少し見学させてくれた。ここで売っている原酒を買って飲んでみたが、とても個性的で力強い印象を受けた。
そのまま海岸線に沿って歩いていくと、明石ブルワリーについた。
ここで試飲したビールがとても美味しかった。これで1000円は破格だと思う。
時間がなくなってきたので、タクシーで次の目的地に行った。
ほとんど見学できる感じではなかった。この辺の酒造は小規模なので、こんな観光客を受け入れるような感じではないのかもしれない。とは言っても、酒造で一つ一つ説明してもらってお酒を買うのはとても楽しい経験である。
そしてタクシーで天文科学館に向かい、ギリギリプラネタリウムに間に合った。
このイェナさんが動いているところを見たかったのである。Planetarianを見たときから。
やはり巨大な精密機械がダイナミックに動くのは良いものだ。もちろん星も綺麗に投影していた。
明石は鯛や蛸など魚介類で知られ、魚の棚商店街も歩くだけで非常に楽しめる。
明石焼き(卵焼き)も食べた
明石駅のコインロッカーから荷物を回収して、次なる目的地である三宮に向かった。
日本に一時帰国したときはいつも漬物を食べている。あとは魚を重点的に。
神戸はケーキも美味しい