この日は、大分在住の方に車で案内してもらった。実際のところは大分ではなく熊本県にまで足を伸ばしていたわけだけど。
臼杵で拾ってもらって、臼杵城跡を少し見て、それから阿蘇山を見渡せる大観峰へ。
全体を見渡すにはちょっと離れた方がいいんだなということがよくわかる。阿蘇カルデラがよく見えた。カルデラの中に集落があり、畑があり、駅もあるというのはとても新鮮。
旅行に行かない人から見れば年に何度も狂ったように旅行に行っているので、これまでにいろんな景色を見てきたわけだけど、ここの景色はそれらに負けず劣らず素晴らしかった。
そういえばここにも中国人観光客の団体バスが来ていたり、メニューが数カ国語表記されていたりして、もうそういう段階に入ってきたかという気分になった。メジャーどころでは満足できず、マニアックなところに入ってくる段階に。
その後、蕎麦街道なる蕎麦屋が乱立するエリアにやってきた。
なんかもう雰囲気が既にずるいし、こんなとこ水がまずいわけないし。
おろし蕎麦が美味しかったけど、食べ物の写真は別の機会に。この後、中津江村の金山に向かった。以前サッカーのカメルーン代表を受け入れて名を知られた中津江村であるが、日田市に吸収されている。大分にはそんな感じで自治体の吸収合併が少なくない。
そんな中津江村に鯛生金山なるものがあるとは全然知らなかった。
人が全然いないのに、見学用にとてもよくメンテナンスされている。
かつてこんなに広く深く蟻の巣みたいに掘り進められていた金山があったなんて全然知らなかった。
実際に使われていた機械もいろいろあってとても見応えがある。不便だけど。
ここでは、10年以上前に終わったことではなく現在のことなのかもしれない。最後は一部界隈で有名な赤坂。何食べても何飲んでも美味しかった。
そんなわけで、かなり広いエリアをいろいろと連れて行ってもらい、非常に満足。ありがとうございました。