懇話会

昨日吉田キャンパスまで行って電気系懇話会に参加した。
時代祭ということで道路がこんでいたが、自転車なので
ほとんど影響はなかった。大体下宿から45分で到着。
やはり河川敷の移動は自転車が圧倒的に速い。


懇話会は講演会と立食っぽい懇親会という構成だった。
講演会では3人の話を聞いた。二人目の日立ディスプレイズ
人の話は興味深かったので聞いていたが、あとの二人の話は
あまり興味が湧かなかったのでずっとアクセンチュア
ウインタージョブのエントリーシートに書くことを考えてた。
「学生とビジネス界の融合を目指して企業はどうすればよいか」
1000字以内。締め切りは来週である。


最初と最後の話はほとんど聞いてなかったので何ともいえないが
二番目の話のあとに質問しようかと思った。
でも最初の話が長すぎたせいか時間がオーバーしてたし
あまり技術的な話じゃないのでこの人に聞いても
しょうがないんじゃないかと思ってやめた。


なんか近頃聞き方がケーススタディ化してきていて
このときも「日立のディスプレイの売上の伸ばすには
どうしたらいいか」というテーマに勝手に置き換えていた。
それで聞こうと思ったことは二つ
・日立のディスプレイの特長は何か
・医学や認知からの研究はされているのか


日立のディスプレイといえばプリウスのテカテカの
モニタを思い出す。写真で言えば絹目と光沢くらい
他のモニタと違うやつが。今はそうでもないかもしれないけど。
売上を伸ばすには「日立」じゃないといけない理由を
説明しないといけないし、そのためには差別化が必要である。
でも話を聞いていて一向に他社との違いがわからなかった。
きっと普段からあまり意識していないんだろう。
大きくて安いもの以外に売れる理由はあるはずだ。
新製品が技術者の自己満足であってはならないと思う。
そういうわけで特長が気になった。
「売る人が説明しやすいような特徴があるのか」


まあ自分がその問題に直面したとしたら
ユーザーサイドに立って使いやすいものを目指すと思う。
どの会社も見やすい物をつくろうとしているだろうが
それは医学的な研究に基づいてつくられているのだろうか。
そのあたりが気になった。眼科医が薦めるテレビなど
これまで見たことはない。ここで差別化がはかれそう。
目にやさしいテレビ。つくれるかどうか知らないが
そういう売り込み方を試してみる価値はないのだろうか。
まあテレビを見ないことが一番目にやさしいのだが
世の中はいろいろと矛盾があってそういうわけには
いかないと思う。「弊社では従業員の健康管理の一環として
日立の液晶モニタを採用しています」とか言わせれば
相当の宣伝効果があると思うが見たことはない。


それからコンテンツごとに必要な明るさは違うと思う
映画と通常の番組とで見方はたしか異なるはずである。
そうしたら番組情報から最適なコントラストや明るさを
自動で調整するようなテレビがあってもいい。
あとはリモコンか。リモコンというのは画期的な技術だが
たしか、その後は発展していないはずである。
携帯電話をリモコン代わりという技術はもうある
ような気がするから、別のインターフェイスでなんか
おもしろいものはないんだろうか。
これはちょっとアイデアが思い浮かばない。


今調べたらシャープが部屋の明るさに応じて画面の明るさを
調整する「明るさセンサー」で目にやさしい事を
アピールしている。非常に胡散臭いがこんなのもあった。
目を守るサンフィルターTV!!
http://www.nakanaga.com/p-lolo/sunfilter.htm


偉そうに長々と書いてみたが、ネットで検索したところ
全然新しいアイデアがない。悲しい事に修業が足りないようだ。