面接

昨日大阪まで面接を受けに行ってきた。
学生と面接官が2対2で、ちょっと距離がある。
で、自滅した。あれでは受かるわけがない。
ケーススタディ的思考には相当なれてきたので
論述筆記はまあまあできたが、面接があれでは
自分が面接官だったとしても通したくない。
このあいだのグループディスカッションもダメっぽいので
手駒がなくなったわけだが、まあ最初からやろう。


これまで何社か見てきて、内定までのプロセスみたいなのが
具体的にどうなっているのかとか、必要な項目は何かとか、
自分がどの程度まで達成できているのかということが
ようやくわかった気がする。別に人事のプロじゃないし
内定を一つも取れていないし全然ダメなのだが
おぼえがきとしてちょっと書いておこう。
今のところコンサルタントしか視野に入っていない
理系エムイチの僕の場合はまあこんな感じである。

まず、エントリーシート
文字数MAXの九割五分くらい書いて、
論点がずれてなければまず落ちないはず
それから履歴書。自分の書きやすいタイプのものを
買ってくる。ちなみに学校のは使ってない。
どちらも面接を念頭において書く必要がある。


次に筆記試験
戦略系は公務員試験とほぼ同様。
中学入試や平成教育委員会などパズルだ。
センターの現代文っぽいのも混ざっている。
時間が少ないのでさっさと解くのが重要。
IT系はWebテストで計算と論理が中心
計算は楽勝。あれができないならやめた方がいい
論理は迷うが、それほど差はつかないはず。
筆記試験の勉強は楽しいが、僕の場合は
もうこれ以上対策するのは無駄だから
別の所に力を入れたほうがいい。
性格をみる適性検査があるが、そんなに深刻に
考えるようなものではないと思う。


ケーススタディ
筆記でもグループでも個人面接でもでてくるが
ようやく少し慣れてきた。出てくる問題は
「日本で○○はいくつありますか」
で、答えると
「○○の売上を二倍にするにはどうしたらいいですか」
いくつあるかは大体人口ベースで考えるとやりやすい
一人あたりいくつ使うかとかまわりにいくつあるか
を考えて掛け算すればよい。ひとそれぞればらつきが
ありそうなときはMECE*1わければよい。
あとは期待値の計算と一緒だと思う。
売上についてはひねるか一歩引けばまあ
悪くない答えが出てきそうだ。
顧客を分けて、売れてない層を見つけて、理由を考えて
それをベースに改善する。使い古されているが
それがわかりやすいし、効果的だろう。
大概はオペレーションが辛そうだが、ケースだと
そこまでいかないので現実よりずっと楽だと思う。
一人でケースができればグループでも誘導して
まあ少し違うけど、ほぼ同様にできそうだ


面接
さて、問題の面接である。面接で準備すべき事は3つ
自己PR、志望動機、会社に対する質問
だと現在思っている。普段から意識して相当頭の中で
まとまっていない限り即興でやるのは難しい。
その3つについて数百字分覚えるのは無駄だと思う。
はじめの二つについてそれぞれ30分間くらい語り合える
ネタがあればいいと思う。質問は3つ以上欲しい。
ちなみに志望動機は30分語れると思う。
もちろん会社ごとに志望動機は違うが7割くらい一緒だ。
3割はその会社の強みを指摘して、共感したとか
自分を生かせると思ったとか、まあそんな感じである。
自己PRはこれまで避けてきた。さらっと流して
志望動機とくっつけて乗り切ってきたが
それが原因で昨日の面接ではやられてしまった。
となりの阪大生がなんか自己PRっぽいかっこいいことを
言ってたので(何を思ったか)即興でまねをしてしまい
具体例が出てこないという最悪の結末だった。
自分の中で深く掘り下げていない禁断の旅行ネタに
つい手を出してしまい、火に油という結果である。
教訓:自己PRはちゃんと考えよう
昨日の夜にちゃんと考えてパーツは見つかったので
あと一日か二日まとめれば30分くらい語れるだろう
質問をしようということはあまり言われてないが
同じくらい重要だと思う。その会社に関心があると
いうもっとも手っ取り早い証拠なのだから。
先週のBO社の面接では一人目で質問を4つ使い切ってしまい
二人目に質問する事がなくてかなり気まずかった。
思いつきで質問をするのは危険である。
答えがWebにでているかもしれないのだから。
しっかり出てないことを確認して、説明会でも
言ってない事を確認して用意するのが良さそうだ。

*1:漏れなくダブりなく