環境の変化

三ヶ月前は修論とか公聴会とか大変で
二ヶ月前はカリフォルニアでぶらぶら遊んでて
一ヶ月前は研修で合宿とかいろいろ楽しんでいて
で、今はごく普通に溶け込んでせっせと仕事をしている。
仕事に慣れてきて、なんかずっとこの仕事をしてきたみたいに
感じてしまうんだけど、全然そんなことはないんだな。
なんか非常に変な感じだ。意外と環境が変化しているんだな。


仕事とは言っても自分の気持ちとしては全然仕事をしている気がしない。
渡された仕事を自分で処理して上司に見てもらうのって
問題を渡されて解いて先生に見てもらうのとどう違うんだろうか。
完全に学校に行っている感覚である。職場がけっこう特殊なんだろう。
その処理をする部分は期日に間に合いさえすれば自分の裁量で
できるので、休みだって残業だって自分のやりたいようにできる。
自分の性格に仕事のスタイルが合っていることは非常に重要と感じた。
処理をするプロセスにけっこう没頭しているし、コツがつかめて
ちょっとやりやすくなったりするのでけっこう楽しめている。


全社的な方針は表向きのことしかわからないけど、自分の部門については
お金の流れとか仕事の流れとか価値観とか戦略っぽいこととか大体つかめた。
「良い特許とはどういうものか」ということに全てが集約されそう。
全体が見えて、自分が何を期待されているかがわかり、自分が果たすべき
役割とか評価方法とか身につくスキルとかもいろいろ知ることができた。
このあたりがわからないと自分が何のために働いているのかわからなくて
非常にストレスがたまるんだろうと思う。