 | ブランド王国スイスの秘密 磯山 友幸 日経BP社 2006-02-23 by G-Tools |
日本にしか住んだことがないので、日本のことしかわからない。
他の国では当たり前の感覚が欠如していたりすると、実は危険なんじゃないかと
時々思ったりする。日本以外のところではどういう会社が影響力をもっているのかとか
どういう戦略で動いているのかとか、そういう情報は黙っていても入ってこないので
近頃意識して取り入れようと思っている。これもその１つ。
いつも書評を参考にしている橋本さんの、この本の書評。
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004359.html
個人的な感想としては、最後のあたりにある提言っぽいのが余計に感じた。
別にあなたの意見に興味はないんだよなって。あとは非常に参考になるし、
興味深く読めた気がする。ブランド戦略などが非常に興味深い。
良いものを安く大量に生産するのではなく、いかに高く売るかというのが
やはり大切なんだろう。それからすぐにブランドを統一せずに、それぞれの
ブランドの知名度を活用していくのが効果的とのこと。日本の会社だと
なんでも多ければ多いほどいいと思っているのか知らないけど、
吸収してスケールメリットの追求ばかりしているように思う。
近頃は商品名を前面に押し出す会社も少なくないので傾向が変わったかもしれないけど。
