POP-UP 絵本ミュージアム@西武池袋

しかけ絵本展 第2弾!ロバート・サブダ&マシュー・ラインハート
「POP-UP 絵本ミュージアム」12月12日(水)〜12月25日(火)
https://www2.seibu.co.jp/wsc/010/N000020041/0/info_d
という看板を先月池袋駅で見て、気になったので今日行ってきた。
率直な感想として、かなり面白く、来年もやるなら行きたいと思った。
入り口でやってるクレジットカードの勧誘が邪魔くさいけど、
800円の価値は十分あると個人的に思う。気になる人は是非。


要するに飛び出す絵本なわけだけど、作品として非常によくできてて、
見せ方もうまい。あんまり混み過ぎててなくて、なかなか快適。
入ってすぐにナルニア国物語のライオンがあって、すごい。
ナルニア知らないけど、見てて楽しい。小さな試作品作って、
レイアウト決めて、色付けして、って感じでプロセスがわかる。
僕は作るのにけっこう興味があるから、どうやって作ってるのかが
わかると非常に嬉しいし楽しい。図工みたいな、makeみたいな感じ。


途中にディスプレイが置いてあって、製作者二人のインタビューを
見ることができるんだけど、最初から最後までじっくりみてしまった。
ジャングルブックのモンキータワーだかが、飛び出す絵本として
前代未聞の高さを誇るらしいんだけど、大切なのはその高さじゃなくて
本のストーリーにフィットするかどうかってことらしい。


スターウォーズとか恐竜とかサメとかいろいろあるんだけど、
ボタンを押したら、ゆっくりとページがめくられるようになっていて
なかなか考えられていると思った。たくさんの人がやったら壊れちゃうからな。
紙とひもくらいで、単純な材料だけでできてるのに、ページを開いた角度に
応じて、モーターが付いてるみたいに動いて面白い。からくり好きにもお勧め。
動物も関節を視点に動くから、非常に活き活きしてる。泣いてる子どももいた。
インタビューで、1人が動物関係を専攻していたって話をしていたけど
こういう形で活かされていて非常に面白いと思った。


出口で、展示されてる絵本の小さい物が売られていて、
商売うまいと思った。見本がいくつか置いてあって、
一通り見られるんだけど、3800円という値段にも関わらず
けっこう魅かれる。アマゾンの方が安いかもしれないけど。
次やりたいのは、ピーターパン、トランスフォーマーと言ってた。
来年もやるなら行く。作って楽しくて、見て楽しくて素晴らしい。
少し探したら、映像があった。これだけでも楽しい。
http://shop.fujitvkids.co.jp/kids/movie/ehon_31.wmv
関連情報として、写真付きのサイトを紹介しておく。
“超”飛び出す絵本『不思議の国のアリス』 [ GARAKUTA ICHI ]
http://sawasho.com/blog/archives/2005/05/post_146.html
“超”飛び出す絵本の『太古の世界 恐竜時代』 [ GARAKUTA ICHI ]
http://sawasho.com/blog/archives/2005/12/post_446.html