オランダ到着

シンガポール航空で13時間。なにげに日本からヨーロッパに行くよりも時間がかかる。深夜便なので、寝て、ちょっと映画見て、寝て、ちょっと映画見て、着いたという感じだった。朝7時に到着。パスポートにICチップが入っていれば自動ゲートを使えると書いてあったので行ってみたらEUパスポートのみと言われた。パスポートコントロールのところで20分くらい待ち、スーツケースが出て来るまでに20分くらい待つ。空港と駅は直結していて非常に便利だ。券売機は現金を使えないが、カードが使えたのですぐ切符を買って、8時の列車に乗る。列車内でWi-Fiが使えたので、目的地を確認してユトレヒトで乗り換え。マーストリヒトに着く少し手前で、連結部分を切り離されそうになったので、慌てて前の車両に移動。10時半にマーストリヒト到着。前職の先輩が駅まで迎えにきてくれた。
歩いても行けるけど荷物があったのでバスに乗り込む。2.5ユーロ。中心部のすぐ近くにある先輩の家にスーツケースを置かせてもらった。昼ご飯を食べて、街の中を案内してもらう。建物がいろいろ無駄にかっこいい。古い教会を改造して本屋にしたりホテルにしたりしていてなかなか柔軟だなと思った。城壁なども残っていて、歴史を感じさせる。全体的に人が少なく、まったりしている感じ。基本的に年中肌寒い感じだけど、1-2ヶ月の短い夏がある。
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その後、先輩が勤めている事務所の所長の誕生日ということで、ホームパーティーに行ってきた。電車で2,3駅移動して、そこから先輩の同僚さんの車に乗って15分くらい。マーストリヒトだけなら徒歩でどうにかなるけど、もう少し離れると車が必要な感じがした。誕生会は、50歳の誕生日で盛大にやっていた。アブラハムといってオランダではそういう習慣があるらしい。20-30人くらい来ていて、大体家族連れ。同僚、元同僚、取引先、牧師さん、隣人などなど。その場で家族がプレゼントを渡したり、キッシュを食べたり、バーベキューしたり、酒を飲んだりという感じだ。
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このマーストリヒトがあるリンブルフというエリアでは、自分の国のことを絶対にHollandとは呼ばず、Netherlandsと呼ぶそうだ。Hollandというのはそもそもオランダ北部の一地域を指す言葉で、自分たちはそこに含まれないとのこと。アムステルダムのような大都会ではなくこういう田舎に来てみると、違った発見がいろいろとあって面白い。
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短い夏が始まったばかりということなので、いい時期に来れたようだ。
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日本では同じ会社で同じような仕事をしていたけれども、方やオランダに行き自分はシンガポールに行って、今回6年ぶりに会った。元同僚として、同業者として、海外在住日本人として、当時のこととか今のこととか今後のこととか、気兼ねなくいろいろと話ができて非常に楽しかった。日本と外国という単純比較からは決して見えてこない視点が得られて良かった。