最終日なのだが、飛行機は夜遅い便なのでそれまで観光した。いつものように朝に散歩したが、この日は日曜日だからかほとんどの店がしまっていた。教会に行っているのかもしれない。
ボールを取ってあげたらサッカーに誘われたけど、標高2000mの地で身体能力やばそうな地元の若者と混ざってサッカーをする元気はない。
この日はEthnological Museumに向かった。アディスアベバ大学のエチオピア研究のところと重なっているらしい。
大学グッズみたいなのを買いたかったが日曜日だからか開いてなかった。博物館は特に問題なく開いていた。それにしても京大がここまで進出してるとは知らなかった。
個人的にとても熱かったのはマジックスクロール。いわゆる魔法使いが呪文をあらかじめ入れておいて、いざというときに投げつけると効果を発揮するあのマジックスクロールだ。実物が存在していたとは知らなかった。
解説文をみてみるとそんなに古くないのが逆に興味深い。日本で言うところの護符とか御札とかそういうものだと思えばそんなに不思議ではないかもしれない。
コーヒーの道具は昔も今もほとんど変わっていない。
それからルーシー。最古の人類と言われている。
いつも思うけど、バラバラな骨をよく集めてきたものである。
最古のメイカー。
見学も一通り済んで、あとはホテルの周りをうろうろしていた。ビアホール発見。
スーパーのヨーグルト売り場を見学
夜はピザを食べた
空港では服のデザインが印象的だった
という感じで長引いてしまったが第一回エチオピア観察会の記録はここまで。
一人で旅行していてもこんなにいろいろな会社を訪問できなかったので、JETROとその研究員の方々には非常に感謝している。初めてのアフリカ、初めてのエチオピアでいろいろと不安があったが、実際に来てみると案外居心地よくて驚いた。
今回はアディスアベバだけで全然田舎の方に行けてなかったのが心残りである。コーヒー農園にしてもスタートアップが水道ひいているところも田舎なので、そういう違った世界も見てみたくなった。とても歴史のある国なのにアディスアベバ以外の都市の観光も全然できていないので、次はそちらも見てみたい。もう注射は済んでいるし、simカードも作ってある(いつまで使えるんだろう)し、東南アジアから飛行機で8時間で行けるので、いろいろ調整して多少生活を安定させたらまた来ようと思った。