英語

昨日に引き続きまた4人選んでみる。
僕はいまいち英語の勉強法がわからなかったし
いまだによくわからないのでだらだら勉強しているのだが
一応4人ほど参考にしている人物がいる。
杉村太郎ISBN:4478980470
大西泰斗http://www1.neweb.ne.jp/wb/e-academy/DIARY/diary.html
青谷正妥http://cfse.ryugaku.kyoto-u.ac.jp/aotani/English/Eigo_Convenience.html
梅田望夫http://www.mochioumeda.com/archive/biztech/010730.html
4人目は最近見つけて、なかなかおもしろいことを書いていると
思ってつけくわえた。あと3人の傾向は似ているかもしれない。


まず杉村太郎。アマゾンのレヴューを見ればわかると思う。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/english/1063388880/l50
2ちゃんねるにそれに関するスレがあるので合わせてみれば
賛成派と反対派の意見がわかるはず。冒頭にある通り僕は賛成派。
その本のやり方が最短距離ではないにしても
信じられるやり方であり、自分にとって現実味があった。
きっと賛成派は物事を信じやすくて、ダイレクトに入ってくると思う
感想としてはこういうのは「信じてしまったものの勝ち」
ではないかと思う。疑ったって一つやり方が消えるだけ。
結局のところ方法はどうでもよく結果のみに価値がある。
僕の場合はまだ結果が出てないけどこの本を読んでやる気が出た。
そして英語を読むのが楽しくなってきた。きっと普通じゃない。
でも普通じゃない状況を活用すべきだと思う。
次にネイティブスピーカーシリーズで有名な大西泰斗
とにかくその日記がおもしろい。

2003.01_26.
昭和47年4月。埼玉県浦和市立別所小学校3年2組第1回学級会では、学校生活における最重要遵守事項が満場一致で採択された。

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 「ひとにめいわくをかけないようにしよう」

 犬を連れた 50男。私の 3M 真下で他人の居宅の汚損に励んでいるこの男に、私は努めて優しく語りかけた。

 「すみません」 

男はすばやくまわりを見回した後、ゆっくりと上を向いた。ベランダに、右手を軽く挙げ、顔に満面 の笑みをたたえている男が見えたはずだ。

 私には妙なクセがある。腹が立てば腹が立つほど言葉が丁寧になる、というクセだ。激怒しながら極端な丁寧語を使う男。目を怒りで燃やしながら、口の筋肉だけで笑う男。... ... 相当に不気味らしい。別所小学校でも「せんせい、おおにしくんが、ていねい語をつかっています。かなりこわいです」と訴えられたことが1度ならずある。教授会でも私が手を挙げて丁寧語を連発し始めると、隣のO教授は頭を抱える。

2003.03_13
単語に上下の区別なし。

当たるを幸いなぎ倒せ。「millipede: ヤスデ centipede: ムカデ incest : 近親相姦 bigamy : 重婚arson : 放火......」。頻出語じゃない?いいじゃあないか。millipede がわからねば、Discovery Channel を楽しめないだろう。語源?そんなことは気にするな。millilitre(ミリリットル), milliampere(ミリアンペア), millennium(千年)... 十分数を覚えれば、語源はついてくる。millipede がどんな虫だかわかるようになる。そしたら centipede も理解できよう。

騙されたと思って、やみくもに覚えてごらん。「頻出」だの「よく出る」だの「これでバッチリ」だの、けちくさいことは全部忘れて、とにかく覚える。どんどん覚える。歯を食いしばって覚える。10000も覚えれば、何もかもがちがって見えるはずだ。BBC だってわかるようになる。

「英文法をこわす」を読むともっと具体的に書いてある。
こんな発想は好きなのでかなり波長が合ってしまった。
三人目は大学の留学生センターの人。
2年前の今頃日韓交流プログラムの「科学技術英語」という
単位認定されない講義を受けて非常に興味深かった。
僕が入学した当時からきっといろいろ影響を受けているはず。
最後はダイヤモンドループでさまざまなCEOにインタビューをしている
梅田望夫シリコンバレーでコンサルティング会社を設立。
シリコンバレーで通用する英語と題して最後に興味深いことを
書いていたので気になり、本まで買ってしまった。

ある種の「英語」が理解できない大きな理由は、固有名詞と専門用語、つまり背景知識にあると、僕は思っている。英語の構文が追えても、名詞が理解できないとどうにもならないからだ。難しい言葉でいえば、Domain Knowledge(その領域についての知識)の必要性という問題である。日本ではこのことの重要性がきちんとアナウンスされていないように思う。


 極端な例ばかりを挙げたと思われるかもしれないが、英語が上手だと自認して、人に「英語をどう勉強したらいいか」を語る人の大半が、「自分がどういう英語ができないか」を正直にディスクローズしていないように思う。だから、そこそこ「英語ができる」人は、「細分化されたすべての分野での英語ができる」人なのではないかという幻想が作り出されている。それによって、これから英語を学ぼうとする人の自信を喪失させたり、目的と合致しない英語の勉強を強いるという事態が引き起こされているように思うのだ。

特に目新しいことが書いてあるわけではないが表現が
ストレートであるため非常に印象に残る。