週末を有効に

昨日は酒が一滴も入らずに終電まで代官山で密談(違うかも)。
我ながらめずらしく思っていることをたくさん言ったような気がする。
月一くらいで集まって飲み会しても、まあ楽しいのは楽しいんだけど
それって普通すぎてそれだけじゃなんだかなーって話。
せっかく業種もバックグラウンドも全然違う人で集まるんだから
なんか面白いことがしたいってのはコンセンサスが取れてないけど
非常に思うわけである。そう思うのは今の仕事と関係ありそう。


前に書いたかもしれないけど、就職活動でベンチャーに行くか外資に行くか
非常に悩んだ。たくさん内定が出たわけじゃなくて、受ける前に勝手に
悩んでいた。当時自分の中ではこういう結論が出たらしい。
http://d.hatena.ne.jp/pho/20050131#p1

いろいろとアドバイスを聞いて、自分でもよく考えて
どうやら結論が出た。自分にとって大切なのはこの5つ。

  • 世界で勝負がしたい
  • 勢いのあるベンチャーの人と関わりたい
  • 技術とビジネスをつなぎたい
  • バックグラウンドが違う人の刺激が欲しい
  • 自分が顧客になりたいと思うことをしたい

この気持ちは今も全然変わっていない。
ベンチャー、大企業にはそれぞれ一長一短あるわけで
全てを満たす会社はないだろうなと思っている。
でも、仕事と休みとを使ってこれら全てを満たすことは
可能なんじゃないかとも最近は感じている。


今の仕事はなんというかみんなでわいわい何かをするという
タイプの仕事ではなくて、スペシャリストとして一人一人の
役割がきっちり決まっている仕事である。それを望んで入った
わけであるし、そのこと自体にはまったく不満はないんだけど
自分の生活の中で5パーセントでも10パーセントみんなでわいわい
やるような部分が欲しいと思ってて、それを昨日言ったわけだ。
ベンチャーで毎日わいわいやっている人からみれば、そんなこと
やってられるかと思うような非常に迷惑な話だと思うし、
完全に個人的なわがままなのはわかっているけど言ってみた。


具体案は全然ないんだけど、イメージとしてどの程度か述べておく。
一番重たいのが起業することで徐々に軽くしていくと
NPONGO、LLPとかまあそういうのがあって、活発な勉強会
テーマを決めた飲み会、だらだらした飲み会という感じかと思う。
正直いってハコはどうでもいいんだけど、活発な勉強会あたりが
現実的じゃないだろうかと思ってる。お金は本業で稼いでくださいな
ということなんだけど、ライトな人脈を広げるだけでは悲しいから
なんらかのアウトプットというか価値が出そうなものがいいと思う。
まともな議論なら議事録のデータベースだって価値があるし。
そんなとこ。イメージとしてオープンソースプロジェクトみたいなやつ。
今はgoogleの人がFirefoxをつくってたりするわけだけど、昔だったら
仕事の外でわいわい楽しいことをやってたみたいだから、コードを
書くことに限らずにそういうことがなんかできたらいいんじゃないかと思ってる。
まあ具体的なことは全然決まってないんだけど。